本の話が、
しばらくなかったなぁ…。長編を読むときはしっかり時間を作って、読書が途切れないようにします。なので時間がとれないときは、基本的に長編は読まない。しかし読書は心を落ち着け、自分を取り戻す大事な習慣です。常に行いたい。だから短編集です。
連作短編集、テーマ別アンソロジー、作家別…。様々な作品集が出てますが、読者側の好みも様々なので、全部が面白い作品集とはなかなか出会えません。逆に言うと、もしほとんどのお話が面白ければ、それは自分にとってなかなか巡り会えない傑作短編集です。
さてご紹介します。「異形コレクション」。1997年からずっと読み続けています。半年に一冊のペースで出版され続け今に至ります。
以前にも書きましたが、このアンソロジーからは様々な賞の受賞作や作家さんが出ています。9年に及ぶ休刊時期を乗り越え再開されたのは、数多の作家さんや読者に熱望され続けた結果だと思います。もちろん編者の井上雅彦氏の筆舌に尽くしがたいご努力があってのこと。
奇しくも「BeachBoys」と同じ1997年の誕生です。
さて、次回は海外作家の短編集を…
