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スレッドNo.14

07月下半期新作と音の魅力と出来る女(酒乱)

過去の夢日記「異世界ケモナー」(第01-45回)はテキスト化して
以下のアドレスにアップしましたので必要な方はDLをして下さい
https://3.gigafile.nu/0924-dac66bb60bda3dcb8a13f881f0f7aaae0
 *アップ期間は100日、9月24日までDL可能です。


今回は「異世界ケモナー」(第48回)

クミンが料理を並べ食事の準備をしている間にトイレを借りるとクミンから狭いとは聞かされていたが
クミンの家は本当に狭く、入口のある4畳半程の部屋が玄関兼キッチン兼リビング
その奥が3畳程の寝室で隣は一畳程のユニットバスだが風呂は浴槽がなくシャワーのみだった。
(クミン達は小柄とはいえここで3人暮らしってのは結構キツいな…)
トイレを済ませキッチンに戻ると食事の準備は終わり3人が私を待っていた。
私が椅子に座る前に待ち切れないとばかりに子供達が料理にかぶりつく。
「まだセンセイが座っていないのに!」と子供達を叱るクミンを宥め私も料理に手を伸ばす。
食事会が始まるとすぐに子供達から地球に関しての質問攻めに合ったが
こういった質問攻めには慣れているので笑い話を交えながら次々答えていく。
2人からの質問攻めが落ち着いたので私はようやく2人に自己紹介をお願いした。
「ビビオです」「シシーだよ」
2人はクミンと同じハツカネズミ種族だがクミンの灰色の体毛と違い、この子達の体毛は白
目の色もクミンの黒と違い2人は赤で、やはり血のつながりがない事は分かる。
2人は共に12歳のハツカネズミの亜人、男の子の方は名前はビビオ、身長120cm程で全身に体毛があり
顔は獣と人が半々、頭上には大きなネズミの耳があり、髪色は暗い青で髪形はおでこが見えるように
前髪が左右に別れて側面も横に広がり「勇者警察ジェイデッカー」の「友永勇太」に近いだろうか
声は「マギ」の「アラジン」を演じた時の「石原夏織さん」が近い。
女の子の方は名前はシシー、身長110cm程でこの子は体毛がなく顔も完全に人間とほぼ人間に見える。
頭上には大きなネズミの耳があり、髪色は薄いピンクで髪形は前髪ぱっつんのボブで
「ジャングルはいつもハレのちグゥ」の「グゥ」のような感じ
声は「七つの大罪」の「エレイン」を演じた時の「小岩井ことりさん」が近い。
2人の自己紹介が終ると私は聞いてよい物か躊躇していたが、やはり無視はできないと質問してみる。
「シシー、その頭はどうしたのかな?ケガしたの?」
シシーが右側の頭頂部と右目に包帯のような布を巻いている事が私は気になっていた。
シシーの笑顔が曇り黙ってしまった事に私は不味い事を聞いてしまったのではと後悔する。
「シシー、センセイに見せてあげて」
クミンの優しい声に応えシシーが頭の包帯を外すとシシーの右耳は存在せず、右目は赤ではなく黒。
「シシーはね、血損児なんだ」
聞くとシシーの右耳は髪の毛で隠れているが、頭上ではなく地球人のような形の耳が頭の横にあり
その耳は音が聞こえず、右目は視力を失い見えていないとの事だった。
血損児は人間と獣の混じり具合に異常があり、多くの場合で人間側の機能が働かないと聞いていたが
そのためシシーは右耳と右目の機能が働いていないのだろう。
以前、私とクミンが町で血損児の女性と出会った時(本編第22回)
クミンは哀しそうな顔をしていたが私はその理由を理解した。
「変な顔…、気持ち悪いよね…」
自虐的な言葉を吐露し顔を曇らせたシシーに対し自己嫌悪を覚えたが今はそんな場合ではない。
私は椅子から立ち上がりシシーの横に立ち、ひょいとシシーを持ち上げお姫様抱っこをする。
「こんなに可愛いお姫様みたいなシシーが気持ち悪いなんて訳あるか~」
そう言って抱っこしたシシーを軽く上げ下げしながらゆっくり回転をする。
「ビビオ!後ろ!背中!背中!ほら!おんぶだ!」
続いて私はビビオに声をかけるとビビオは笑って私の背中に飛びついた。
3人で笑いながらぐるぐる回っているとシシーに笑顔が戻った事に安堵する。
(そろそろ…、そろそろ限界…)
先ずシシーを降ろしてビビオにも降りてもらうと私は目を回し倒れこむ。
「ほら、食事、食事」とクミンに促され私はふらふらと席に戻って食事会を再開する。
「センセイはお姉ちゃんと結婚するの?」
ビビオの唐突な質問にクミンは吹き出し、私は喉を詰まらせる。
考え込むような顔をするクミンを横目に私は正直に答える。
「はい、結婚を前提にクミンさんとお付き合いさせていただいております!」
深々と頭を下げる私の横腹にクミンの抗議のビンタが入るがそんな物は効かない。
「そんな小さくて柔らかくて可愛らしい手で叩いても私には効かーーん!」
子供達がゲラゲラ笑うと、次はシシーから無邪気な質問が出る。
「もうチューはした?」
シシーの質問に絶句したクミンは(言うなよ!)という目で私を睨んだが私は意に介さない。
「はい、クミンさんにはチューをさせていただいております!」とまたもや頭を下げる。
「何で言うの!」と再度抗議のビンタが2発横腹に入るがこれもまったく効いていない。
「そんな小さくて柔らかくて可憐な手で叩いても私には効かーーん!」
「効かーーん!」の部分が子供達とハモり子供達の笑い声がより大きくなる。
こうして楽しい食事会は子供達がウトウトし出したので2時間程で終了。
まだ大丈夫と眠気に堪えて訴える2人だったが、また明日とクミンは説得し
魔法具で歯磨きを終わらせると2人を寝室へ連れて行った。
「今日は本当にありがとう…、あんなに楽しそうな2人は初めてみたかもしれない…」
彼女の礼に対し私は「うん」とだけ答え「じゃあ、そろそろ…、帰るわ」と玄関に向かうと
彼女が私を呼び止めた。
「今日は…いいよ…」
うつむく彼女の言った「いいよ」の意味を私は瞬時に理解する。
「あぁ…、あぁ~、ここじゃあ~子供達が居るからね…、え~っと、ホテルに行こうか…」
こうして初めて彼女から誘われた事で私達は私の宿泊するホテルに向かった。
彼女とは初めてではないのだが、先程から私は変に緊張し何を話していいか分からず
無言で彼女の歩くペースに合わせて少し速度を緩めて歩き
ホテルに到着するとフロントで男女が何やら言い争いをしている。
「約束が違うじゃないか!全額払ってよ!」「2日だけなのに全額なんて払えるか!」
どうやら代理妻の子と客が契約と料金に対して揉めているようだ。
男の言い分は具合が良くなかった、2日で契約終了、前金の半額しか払わないといった物で
代理妻との契約では男側が途中で契約を破棄しても全額払うのがルールなので
大抵の場合は非があるのは男側となる。
口論がヒートアップすると男は女性を突き飛ばし女性が倒れた事で私は割って入った。
「にいさん、それはダメだ、契約したなら全額払ってやりな」
身長185cm程のロバの亜人だろうか、男は私に関係ない奴は黙ってろ!と食って掛かる。
「ほら、騒ぎを聞きつけて衛兵がやってきた!にいさん、どうする?」
私はそういい男の後方を指さすと男はくるりと振り返る。
その瞬間、私は腰のホルスターから松風を引き抜き男の背後から股間を強打する。
この程度の事なので玉を潰す程には力は込めていないが男は悶絶して倒れこんだ。
倒れた男の腰にアピ紐を見つけ私はそれを引きちぎって奪い取る。
 *この世界の男性は財布ではなく穴の開いたアピルーツ貨幣に紐を通して持ち歩く事が多いです。
「おねえさん、未払いの料金はいくらかな?」
黒い翼を持つ、おそらくはカラス人種の小柄な女性に質問すると2000アピと答えた。
(半金で2000って事は契約料は4000アピか、安いな…、という事は本番無しの獣人かな?)
男のアピ紐には1000アピ貨幣が5枚あり、それを全て外してクミンに支えられて立つ女性に渡した。
「違うよ!残りは2000アピだから、これじゃあ多すぎるよ!」
「あぁ、いいんだよ、これはおねえさんを突き飛ばした慰謝料込みの価格だから」
私の言葉に倒れている男がふざけるな!と声を荒げたが私はしゃがみ込み男の頬に松風を突き付ける
「俺はシジマ商会のオーナーだ、文句があるならシジマ商会に来い、そこで話を聞いてやる」
そう凄むと男は慌てて立ち去ろうとしたので「忘れもんだ」と男の背中にアピ紐を投げつける。
「やっぱりこんなに貰えないよ!そうだ3000アピはお兄さんが受け取ってよ!」
「それはダメだよ、それを受け取ったら私は強盗になってしまうからね」と笑う。
この子は自分に厳しく真面目な性格なのだろう。
私はふとクミンに似ていると思ってふふっと少し笑ってしまった。
「そうだ、あたしと契約してよ!お礼に契約料は安くするからさっ!」
彼女の申し出に固まってしまい、彼女の隣に立つクミンに視線を移すとクミンは無言で首を縦に振る。
「あぁ~、あぁ…、はいはい、え~っと、え~…、じゃあ~、お願い…、しようかな~」
私は今日から4日間は用事があるので5日後にホテルに来てもらうようにお願いし
彼女の契約料4000アピを前払いで済ませ「安くする」「満額払う」のやりとりを押し切り彼女と別れた。
「なんか…ゴメン…」「どうして謝るの」
奥さんの前で代理妻契約をした事をクミンに謝罪したがクミンはまったく気にしていない様子。
(嫉妬して欲しいとまでは言わないが、これはこれで悲しい…)
こうして部屋に到着し2人でシャワーを浴びたが、興奮しながらもなぜか手を出せないでいて
後ろから抱き着きチュチュと浴槽で始めてしまう予定だったのだが、それが出来ない事に焦りが出る。
シャワーを終わらせベッドで向かい合わせで座り無言の時間が流れる。
私を見る彼女とは対照的に私は彼女から目を逸らしている。
「どうしたの?」と声をかけた彼女に私は言葉を詰まらせる。
「いや、やりたくないとかじゃなくて、すぐにでも…クミンを抱きたいんだけど…
 ほら、クミンは俺の奥さんだから…、うん、代理妻の子達を抱くのとは違って…
 どうアプローチするのが正解なのかな~とか…色々考えちゃって…、うん…、ううん…」
彼女に焦りを隠さず釈明をしていると彼女は少し微笑んだように見え、そっと私に抱き着いた。
「こうすればいいと思うよ」
彼女にキスをされ、そのまま小柄な彼女にベッドに押し倒された事で私のスイッチが入る。
前回と違い過去のトラウマによる性行為に対する拒絶感は今の彼女からは感じないが
それでも前回のような暴走はさせないようにと慎重に愛撫を続けると
どうやら彼女もスイッチが入ったようで彼女のリードで挿入を済ませると
私も我慢の限界と腰の動きを強めて全力で彼女の好意に応える。
小型種族特有のスタミナの無さから彼女は3時間程で休憩中に眠りについた。
(少しづつと思っていたが今日のプレイでクミンのトラウマによる暴走は見られなかった
 それだけ俺がクミンから信頼されていると思っていいのだろうかねぇ…)
私の横で眠る彼女の寝顔を見ながら、そんな事を考え、明日は早いと私も目を閉じ眠りについた。
早朝、子供達が起きる前に帰宅しようと彼女が慌ててシャワーを浴び始めたので私もそれに付き合う。
「朝ごはんも一緒に食べていい?」「うん」
シャワーを浴び終えると慌ててクミンの家に向かった。
子供達はまだ寝ていたが私達が部屋に入るとごそごそと起き出してきた。
私がまだここに居た事に対し子供達が喜んでくれた事に私も嬉しくなってしまう。
皆で昨日の残りを朝食として食べながら私はクミンに皆と住むための家を買った事を報告する。
「という訳で今日、引っ越し作業にビビオとシシーも参加して貰いたいんだけどいいかな?」
2人は「手伝う!」とハイテンションではしゃぎ、クミンもそれを了承した。
食事が終るとクミンは仕事のために運び屋に向かい、私は2人に引っ越しの説明をした。
「昼までは他に用事があるので一旦帰るが昼にまた来るから!昼ごはんを食べたら引っ越し開始だ!」
そう言ってクミンの家を後にすると私は約束の時間に余裕をもって不動産屋に到着する。
不動産屋で少し待っていると約束時間の5分程前に血墨師を名乗る2人組の男女も来店した。
2人は私を見ると心底驚いたといった表情を見せ小柄な男性の方が口を開いた。
「何という事だ…、これは…、これ程の物は見た事がない…」

(異世界ケモナー人物ファイル:第01回)
「ゼンという男(ニホンザルの亜人):01話」
ゼンは今から80年程前、タンザリオ南東部の大きな町で豪商の末子として生まれた。
ゼンは出生時に産声を上げて以降、泣かない、笑わない、怒らないと感情を見せる事はなく
言葉も話さず誰もがゼンを脳機能に問題がある血損児と考えていたが
両親や祖父母、歳の離れた2人の姉、使用人達、誰もがゼンを愛し可愛がった。
しかし、それはゼンが8歳になった頃に起きた。
今日も成人したばかりの下の姉に連れられ町を散歩していたのだが
昼間から酔っぱらった2人の大柄な男達がゼンの姉にちょっかいをかけた。
この町の者なら町の有力者の娘に対して、こんな蛮行は働かないので余所者達なのだろう。
即座に止めに入ったこの町の若者達は邪魔をするなと大男一人に殴り倒されてのびてしまった。
無道が服を着て歩いているような大男達、誰の助けも期待できない状況に対し
信じられない事に幼いゼンが男達の前に立ち塞がった。
ゼンは無言で男のフトモモを何度も殴ったが、こんな非力な攻撃が通じる訳もなく
男はゼンの頭よりも大きな拳を振り上げ、容赦なくゼンの顔めがけて振るう。
ゼンの頭が潰される、皆がそう思ったが、その拳を受けたのは姉の背中だった。
ゼンを守るために2人の間に割って入った姉が男の拳を背中で受け地面に叩きつけられる。
地面で頭を打ち額から血を流し気絶している姉を見てゼンの中で何かが大きく反応した。
獣のような咆哮を上げたゼンは今まで誰にも見せた事がない程に歪み異形化した形相で
姉を殴った男のヒザ、腹とまるで断崖を蹴上るように駆け上がり男の首に噛みついた。
男は一瞬何が起こったか理解できずパニック状態に陥ったが首に走った激痛が意識を取り戻させる。
男は自身の首側面に噛みついたゼンを振り払おうとするがゼンの歯が深く食い込み振り解けない。
それならばと仲間の男がゼンの体を掴み無理やり引きはがしゼンを地面に投げ捨てた直後
首を噛まれた男の首側面に空いた大穴から噴水のように血が噴き出す。
すぐに仲間の止血が始まり、騒ぎを聞きつけた衛兵達がやってきて男達を薬草医の元に連れていった。
その夜、ゼンの屋敷に衛兵長が尋ねて来て、男が治療の甲斐なく失血死した事を告げたが
相手側の暴力に対する正当防衛が認められゼンは罪に問われる事はなかった。
しかし、ゼンの凶行に強い恐怖を覚えた家族のゼンに向ける目は今までとは違い怯えに変わってしまい
ゼンの健全な育成を目的に生まれ育った町から遠く離れた町の武術道場に預けられる事になった。
道場で住み込みの修業を始めたゼンはここでもほとんどの者と交わろうとせず、ひたすら修行を続けた。
ゼンの修業は想像を絶するレベルで毎日朝から夜中までゼンが倒れるまで続けられた。
もちろんこれはこの道場のトップである館長が求めた物ではなくゼン自身が決め行っている事で
頑なに修行を続けるゼンを館長でも止められないでいた。
この心身共に激痛を伴う荒行をゼンはむしろ喜びすら覚えていた。
ゼンは生まれてから一度も心が満たされた事がなかった。
周囲の優しい人達の愛情も極上の料理も楽しいであろう日々もゼンには空虚で何も感じなかったが
無法者の首に噛みつき相手を倒した事にゼンは今まで感じた事がない高揚感、無上の喜びを覚え
ゼンは齢8歳にして自分の生まれた意味を悟った。
一方、この道場にはゼンと同じ歳だが「天才」と評される少女がいた。
その少女はゼンと同様に3年前、5歳からここに預けられていて
現在8歳の少女は大人の兄弟子達でも勝てない程の剣の腕を誇っていた。
ゼンはその少女を自分よりも圧倒的な強者であると認識し彼女に追いつくためにと
一日の大半を修行に費やすだけでなく、より高い密度と濃度を求め狂気的な修行に打ち込んだ。
ゼンが修行を始めて一年程経った頃、ゼンは少女に勝負を申し込んだのだが
結果はさんざんでゼンは何もさせて貰えずに一方的に木刀で全身を打ち据えられ
どれだけ打たれても敗北を受け入れないゼンは試合中に失禁し気絶して倒れた事でようやく勝負がついた
兄弟子達は普段からチビのくせに態度の悪いゼンの一方的な敗北に「いい気味だ」とゼンを嘲笑った。
それからも毎月のようにゼンは少女に勝負を挑んだが少女は一切手心を加える事なくゼンを倒し続けた。
こうしてゼンの敗北が100戦を超えた頃、もはやゼンを笑う者はいなかった。
一方的な敗者でありながら、常人なら気が狂う程の厳しい鍛錬を10年程続けた結果
ゼンの腕は猛禽の爪のように変容し大木を殴れば熊の爪痕のような深い傷を残し
手に収まる石程度なら握って軽々と粉々にし、素手で何度も魔獣の討伐さえこなしていた。
しかし、運命の悪戯なのだろうか、自身の目標としていた少女は別の道場に移る事になった。
この世界では上位の道場は子供や初心者を受け入れる事はなく、下位の道場の推薦状がなければ
入門が許されないのだが、成長し18歳になり、もはや館長でも勝てなくなった少女に対し
ここよりも上位の道場であり、王都タンザリオにある、この世界で最強と謳われる
「真威武現流」の道場への推薦状が出される事になった。
少女の旅立ちまで一週間程に迫った頃、ゼンは少女に最後の勝負を挑んだ。
「今日は木刀ではなく真剣で立ち会え」
命のやりとりを求めるゼンの要求に対し周囲は言葉を失い少女がゼンに向ける眼差しは厳しくなる。
「この10年で私に一度も勝てなかったオマエがよくもまぁ跳ね返るもんだ、いいだろう相手をしてやる」
こうしてゼンと少女の命を賭けた真剣勝負が始まった。
一見すると素手のゼンよりも少女の振るう細身の剣の方が圧倒的に有利に見えるがそうではない。
ゼンの超人的な指の力にかかれば少女の剣は容易く折られてしまうため
少女も自身の振るう剣が折られぬように自らの肉体だけでなく剣にまで意識を集中しないといけない。
2人の攻防は15分程続いたが、どちらも相手にかすり傷一つ負わせる事ができずにいた。
容易に命を奪える真剣を使う事で2人は無意識に普段以上の集中力が発揮されているのだろう。
だが、2人の均衡は崩れ出した。
全身を使い大きく腕を振るゼンに対し、必要最低限の動きだけで戦う少女では消耗する体力量が違う
徐々にゼンは自身の体に重みを感じ、今までは紙一重で交わしていた少女の刃が皮一枚に届くようになる
少しづつ削がれていく体、傷は浅いがアチコチに切り傷を作り少量だが血が流れだす。
例え傷は浅くとも出血量が増えれば著しく体力を消耗する。
ゼンは自身のピークは今と自覚し命を捨てる覚悟で全ての力を次の一撃に込めた。
少女はゼンの覚悟を鋭敏に読み取り、ゼンの一撃を食らう前に決着をつける事にした。
ゼンの手刀は刃、ゼンの突きは槍と同じ。
大木に穴を穿つ程のゼンの突きは正確に少女の心臓を捉えていたが
それを読んでいた少女は体を斜めに傾けると同時に剣を握った右腕をさらに半歩前に突き出す。
両者共にこれが最後の一撃と全ての力を込め同時に攻撃を振るい、ほんの僅かな差で
少女の刃はゼンの首筋に触れ、そこで止められたがゼンの突きはまだ彼女に達していない。
これで勝負有り、少女の勝ちが確定したのだが勝負はそこで終わらなかった。
ゼンは少女の刃が自身の首に当てられた瞬間、己の負けを自覚した。
少女が剣を止めなければ瞬きよりも短い時間で自分の首は宙に跳ね飛ばされていた。
この勝負は自分の負けだとゼンはハッキリと自覚したのだが、ゼンの肉体はそうではなかった。
10年間一度も勝てなかった相手が今、自分の前にこうも無防備にも急所を晒している。
これを突き抜けば勝ちだと判断したのだろう。
ゼンの鋼槍のような突きは止められる事なく少女の左肩の付け根に深々と突き刺さり
少女の肉を割き骨を砕き血管や神経を破断しゼンの指先は少女の背中まで届き貫通していた。
ゼンは無意識とはいえ自身の負けで終わった勝負の相手に致命の一撃を加えるという暴挙を行った。
だが、この刹那のやり取りが見えていたのは試合をしていた2人だけ。
審判を務めた館長も試合を見ていた周囲の兄弟弟子達の目にもゼンの勝利に映っていた。
少女の傷は深く、このままでは失血死もありうると館長は慌てて少女を薬草医の元に連れて行き
兄弟弟子達はゼンの初勝利を祝福したがゼンはその声に応える事なく無言でその場を立ち去った。
(体が…勝手に?…、違う…、違うだろう!あれは俺だ…、俺自身があの突きを出させた…)
ゼンは当初、自分の意思ではなく体が勝手に動いたと思い込もうとしたが
そんな己に都合の良い願望にすがり無条件で受け入れる程にゼンは弱者ではない。
自分は負けで終わった勝負に対し、卑しくも勝ちをねだり相手のスキを突いて勝利を盗み取った。
己の浅ましさにゼンは今まで感じた事がない程の自身に向けた怒りの焔に身を焼かれる痛みに苦しんだ。
数日後、少女は無事とは言えないまでも道場に戻ってきたが左腕が動いていないように見えた。
ゼンを含め道場の者達は館長から少女の左腕はもう動かないと聞かされた。
長年、その強さに憧れ畏敬の念を抱き目標にしてきた少女を
自身の卑しさ浅ましさが原因で剣士として全力で戦える機会を永遠に奪ってしまった事に対し
ゼンの見る世界は色褪せ、その日を境にゼンは道場から姿を消した。


今月7月下半期新作は、まさかのリクエストに遠い目で過去の自分を思い出しました、
アニメ放送中はクッション化しよう!とずっと考えていたのに
いつの間にかアニメが終了し、続いて原作漫画も終了して、記憶の奥底に沈んでいたのですが
今回のリクエストで記憶の底から引き上げられました。
「Lv1魔王とワンルーム勇者」より、出来る女風ポンコツ属性の最上ランク「ゼニア」となりました。
デキる女風デザインが素晴らしい、でもポンコツなのが素晴らしい
知的に見えて脳筋ゴリラなのが素晴らしい、ハイレグTバックレオタードが素晴らしい
酒乱で酔うと全裸で街中を走り回るのが素晴らしいとケチのつけようがないのですよ。
中の人である日笠陽子さんの私の最も強いイメージもこの娘さんなのもあり
記録には残らなくても記憶には残るキャラなんですね。
今回のクライアントさんも酒乱版を入れたいとの事でA表情は酒乱版となり
これはすんなり決まったのですが全裸版では股間を隠す物をどうしようと四苦八苦しました。
普通ならショーツのみなのですが、レオタードですからねぇ…
結局、私の「前張りにします?」で前張りに決定したのですが良い判断だったと思います。

サンプル画像は以下のアドレスからDLをお願いします。
https://115.gigafile.nu/1023-c13c56c3d31fad9d08ada97ff127ac3b5
 *アップ期間は100日、10月23日までDL可能です。

引用して返信編集・削除(未編集)

今回の作画担当は佐上もK点さん。
YouはShock!愛で鼓動早くなる、YouはShock!俺の鼓動早くなる
はい、前回と前々回書いた交通事故発生から一か月経ちました。
事故当時、かけつけた救急隊員の方から私の血圧が200を超えていて危険な状態と言われ
家に帰ってきて睡眠をとった後も物凄い勢いで心臓の鼓動がバクバクいってた事から
これは体調悪化による物と理解し5日程安静にしていたのですが
6日目に目覚めた時には心臓の鼓動が元に戻っており安心しました。
理由の分からない症状の悪化と理由の分からない症状の改善に対し
「もう愛で鼓動が早くなったでいいんじゃないかな…」と自己完結。
という訳で今回はリメイクアニメ版、北斗の拳の話から始まります。
新作リメイク版は先日分割2クールの1クール目が終了し、原作に忠実で3DCGアクションも
よく出来ており概ね好評といった評価でしたが、やはりリメイク物の常として旧作と比較もされました。
国内外の評価では「3DCGによるキャラは人形みたいで気持ち悪い」
「アクションがもっさりしている」「旧作よりも演出が地味」といった低評価点はありますが
私が最も残念に感じているのは「BGM」なのです。
旧作では戦闘シーンになるとOPをアレンジしたインスト版の例のアレ「テーレッテー」が流れます。
 *「北斗の拳 戦闘」でYouTubeで検索すると聞けます。
これが流れるだけでテンションが爆上がりした物ですがリメイク版にはこれがなく
戦闘BGMも一応はあるのですが記憶に残るような曲ではなく、何より音量が小さいんですよ。
そのため戦闘シーンの迫力では旧作の方が圧倒的に良いんですよ。
そしてこれは北斗の拳だけではありません。
現在放送中の「宇宙刑事ギャバン インフィニティ」も同様で
せっかく「ギャバン」の名を冠しているのに戦闘BGMに宇宙刑事シリーズ全作で使った
「レーザーブレードのテーマ」が使われていないんですよ。
 *こちらも「レーザーブレードのテーマ」でYouTubeで検索すると聞けます。
それどころか今のギャバン インフィニティで使われている戦闘BGMは
今風のオシャレな曲を適当に流しました的な「まったく記憶に残らない」レベルの曲で
こちらもなぜか音量が小さいんですよ。
記憶をたどれば、スーパー戦隊も仮面ライダーシリーズももう何十年も記憶に残るような
格好の良い戦闘BGMがないんですよね。
昭和の頃はアニメも特撮も戦闘シーンといえばテンションが上がる「格好良いBGM」が流れ
ヒーローもメカも格好良いと思えたのですが、いつからこれが無くなったのでしょうね?
例えば上記の2曲以外にも仮面ライダーBLACK RXの「バトルOh!RX」、
人造人間キカイダーの「ハカイダーのうた」、キカイダー01の「ゼロワンロック」
機動戦士ガンダムの「颯爽たるシャア」、伝説巨神イデオンの「圧倒する力」
マジンガーZの「Zのテーマ」、勇者ライディーンの「神と悪魔」
 *これらも曲名でYouTubeで検索すると聞けます。
こういった曲がヒーローをより格好良く見せていたのですが
どうして今の時代はこういったBGMに対し「無頓着」ともいえる対応になっているのですかね?
それともこういう演出を制作サイドは「時代遅れで古い」とでも考えているのですかね?
「今の子供はアニメも特撮も見なくなっている」なんて言われ
売り上げ低迷もありスーパー戦隊シリーズは先日終了してしまいました。
それもこれも子供が見て「格好良い」と思えないからじゃないでしょうか?
良い演出や凄い作画と同じレベルで格好の良いBGMは必須だと思うのですがどうでしょうかね?

後、今日から2~3日留守にします。
知人の母の通夜と葬儀への参加なのですが、帰ってきたらまた凹みそうです。

作画    佐上もK点(じむころ)
サイズ   50cm X 50cm
頒布価格    5.500円(グロスシルキー)
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《aboutus》のページより、必要事項を明記してお申し込み下さい。
 希望する商品名:明記された商品コード(4桁の番号のみ)を2枚お選び下さい。
  *お申し込み時、キャラの名は書かないで、コード(番号)のみ記入して下さい。
   集計時にミスしやすくなりますのでお願いします。
  *生地選択時にトゥルーモイスト希望の場合はこの欄に(TM)と
   明記のない場合はグロスシルキーになります。
*郵便局留めを希望する場合、電話番号を必ず明記して下さい。 
*申し込み締め切りは07月24日(金)必着となります。
*送金締め切りは07月31日(金)必着となります。
  日程的に不都合がある場合、申し込み時”連絡欄”に送金延長希望と
  明記していただけましたら、送金締め切りは08月17日(月)まで
  延長させていただきます。
  ただし、悪質なキャンセル防止のため、過去に当方の通販を利用した事のない方の
  送金延長はできません。
*お届けは06月下旬以降を予定しております。

通常版(レオタードめくれ有り)
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通常版(汁有り)
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全裸版(ショーツ有り)
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全裸版(汁有り)
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