MENU
43,630

スレッドNo.468

論語でジャーナル’25

8,季康子(きこうし)問う、仲由(ちゅうゆう)は政に従わしむべきか。子曰く、由や可なり、政に従うに於いて何かあらん。曰く、賜(し)は政に従わしむべきか。子曰く、賜や達(たつ)なり、政に従うに於いて何かあらん。曰く、求(きゅう)は政に従わしむべきか。子曰く、求や芸あり、政に従うに於いて何かあらん。

 季康子がお聞きになった。「子路は政治に用いることができるだろうか?」。先生がおっしゃった。「子路は決断力に優れていて、政治を行わせるのに何の問題がありましょう」。季康子がお聞きになった。「子貢は政治に用いることができるだろうか?」。先生がおっしゃった。「子貢は計画力に優れていて、政治を行わせるのに何の問題がありましょう」。季康子がお聞きになった。「冉有(ぜんゆう)は政治に用いることができるだろうか?」。先生がおっしゃった。「冉有は政治的な技芸に優れていて、政治を行わせるのに何の問題がありましょう」。

※浩→魯に帰国した晩年の孔子と魯の若い家老・季康子との対話で、「弟子の為政者としての適性・能力」について問われた孔子が、自慢の弟子たちの長所を述べた部分です。季康子はすでに「冉有」を地頭(地方官)に任命していましたが、孔子は自分の門下には冉有に負けず劣らずの優秀な弟子がいることを話したのです。果断な行動力と決断力を持つ「子路」は、孔子が最も深く愛した弟子の一人で、学識抜群の英才として知られた「子貢」も孔子の大きな期待を寄せられていました。
 吉川幸次郎先生の解説では、子路は果敢、子貢は道理に達していて、冉有は秀才であるとあります。ビッグスリーと言うべきお弟子さんたちでしょう。
 野田俊作先生のお弟子ビッグスリーはどなたでしょうか?私がアドラー心理学に出会った1990年代に私にとってのビッグスリーは、「鎌田穣さん&名越康文さん&萩昌子さん」でしょうか。2025年の現在、鎌田さんも名越さんも抜けられて、萩昌子さんだけになりました。私がカウンセラー資格をいただいたころに、カウンセラー養成講座の優等生は「東の伊東毅さん、西の大森浩」と言われたことがあります(野田先生がどこかでおっしゃったらしい)。現在その伊東さんまで抜けられて、私だけが残りました。その私も、コロナ禍以後は80歳えお過ぎたためもあってか、講演依頼はすっかり途絶えました。唯一、昨年度まで相棒K先生の勤務校でスクールカウンセラーをさせていただいていました。今年度はK先生が岡山工業高校に戻られましたので、私も同行?して私にとっても古巣の岡工で講座を再開できました。今日(3月22日)今月講座が開催されます。ちょうど1年経過しました。ありがたいことに来年度も継続できそうです。
 NHK朝ドラ「あぐり」で有名になった“吉行あぐりさん”も、たくさんの美容室を経営されていましたが、高齢になられてからは、客席1席だけの小さな美容室を1軒残して、残りはすべてお師匠様の返上されました。私もお仕事は1箇所だけになりました。まだ講演依頼があれば行けそうですが、まったく来ません。この6月には84歳になりますが、運転免許も更新して、当分は働けそうです。

引用して返信編集・削除(未編集)

このスレッドに返信

ロケットBBS

Page Top