自句自解
句会が終わった後の皆様の感想等、楽しく読ませていただいております。
自句自解をさせていただきます。
5,喜寿ながらピンクの五年日記買ふ
五年日記六冊目、始めてピンクの日記を見付けました。今までの私では決して手にする色ではありませんでした。喜寿がそうさせたのかも!
35,風花や峠幾つも越へ帰郷
一人、夫の里より空港までのバスの旅。朝一番のバスでしたので車窓の景色は風花でした。飛行機も無事飛んでくれました。その後風花などとは言っていられない大荒れの天候となり、バスは不通となり飛行機も欠航になったと聞きました!
43,知多の日を車窓に連れて初句会
その日は、正月頃から天気予報では雨でした。朝7時過ぎの特急で神宮前へ。ところが工場の煙突と煙突の間に太陽が顔を出し明るくなってきたのです。このまま、この日を連れて行きたいと思いました。
65,庭に色あるだけでよし冬の草
殺風景な庭の枯芝の中に冬草の色を見付けただけなんです。
83,早梅や熱田の杜に紅こぼし
お詣りを済ませ毎年梅の開花を確かめに行きます。その後、楊貴妃の伝説のある清水社へお水を3回掛けに、それが私のルーティン!
よろしくお願いします。
5,喜寿ながらピンクの五年日記買ふ
ピンクの五年日記を買った動機がよく分かりました。今までなら買うことはなかったピンク、喜寿という節目で気分を変えてみようという、まあ軽い動機だったのですね。よく分かります。私なんぞもいつも同じ行動パターンで、世間の方もそのように見ますから、たまにはガラっと意表をついて世間をアッと言わせてみたい誘惑にかられます。ところで喜寿ということは、私とほぼ同年代と言うことになりますね。所謂、団塊の世代の走りの世代です。