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スレッドNo.176

動詞の重なりについて

早速のお返事有り難うございました。成る程、多分そうだろうと思いましたので歳時記で確認したところ古人の名句にも動詞の複数が多く見られます。例えば、其角の「打つ櫂に鱸はねたり淵の色」や蕪村の「釣り上げし鱸の巨口玉や吐く」などなど。一概にアイビーさんのヒントに問題があったとは思えません。名詞の重なりはよく見ますが、動詞の重なりも時には感動が倍加します。あまり拘らない方が良いのではないでしょうか。極端な場合は別として。それとも句作の基本なのでしょうか。

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季重り、切れ字を複数使う、動詞過多などが俳句の禁則とされますが、名句と称される句にはざらにあります。宗匠や大先生ならよくて、初心者は不可というのでは説得力がありません。従って俳句に禁則はありません。しかしセオリーはあると思います。禁則といわれる技法は、確率的に失敗が多いのは事実でしょう。誤解無く言えば、あくまで確率の問題です。俳句の巧拙はひとえに作者の責任です。ですから禁則ではなく、俳句のセオリーと考えたいのです。そのセオリーを勉強することが、初心者の上達の近道だと思います。
かをりさんと私のやり取りは、言ってみれば言葉のキャッチボールというか、知的遊戯というか、そんな類のもので他意はありません。

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