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スレッドNo.1992

自句自解

23 籠蛍点滅一夜の慰みに 0
友人が蛍を飼っていて市役所のため池(昔、ここ一帯が大池だったが市の方針で埋め立てて一部を残した)に蛍を放ち住民に開放していたがコロナで辞めてしまった。当時子供たちは自由に持ち帰ったが、振り返ると当地に足を踏み入れた半世紀前はもっと自然があったものです。

44 供花に来てしばしの憩ひ梅雨の蝶 1
やっと徒歩に自信が付いたので久しぶりに墓参しました。緑化事業で頂いた日日草を鉢植えにして供えました。この花は強く長持ちします。鉢は二重にしてあるので水分補強は十分です。この時期枯れ枯れの仏花が目立ちます。この墓は500基ほどですが宗派は問わず。管理面での縛りは無く自由ですが造花は見当たりません。田舎から改葬して3年程になります。近い将来ここに入ると思うと愛着が湧きます。

58 紫陽花棘なく雨を呼ぶ花か  0
紫陽花は好きな花の一つです。多くの種類と呼び名があるようですしどれも好きですが強いて挙げれば額紫陽花に惹かれます。雨に濡れた姿は何とも言えないものです。地質と水により色が変化するとのことですが何故棘が無いんでしょうね。薔薇のように。

85 靑時雨大草履吊る仁王門 1
これは旧作です。原句は「青時雨仁王の門の大草鞋」だったのを推敲したものです。アイビーさんの評にも「青時雨の季語が重要な要素」とのお話がありましたが季語は動かさずに「吊る」と動詞を入れたものです。動詞を入れることにより動きが出たでしょうか。

113 母の日や妣手遊びの俳画帳 1
久しぶりに妣の句集を読み返しました。この句集は私の手作りで妣の亡くなる数年前に作ったものです。173頁で妣と既に故人となっていた義父の俳画をあしらいました。全てカラーですがパソコンとプリンターを駆使してのものです。
俳画は短冊、色紙を含め350枚ほど1ページに2枚ほど使っています。
作品は当時から入会していた「青樹」の長谷川久々子主宰の指導を受けたもので450句、主宰のコメントなども挿入しました。久々子主宰にも差し上げましたが「体裁は関係ない。心のこもった句集だ。ご両親もさぞお喜びでしょう」と戴きました。句集名は「女の歩幅」。さて「私の句集は」と時々思うこのころです。数だけは有りますが。

  

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お母様も俳句をなさっておられたのですか。今は昔と違いパソコンやプリンターを駆使すれば、手製の句誌が出来ますからね。ナチ―サンさんも是非作って下さい。期待してます。ちゃんとした出版社に頼めば、最低でも100万円ぐらいの出費を覚悟せねばなりませんが、自分のパソコン、プリンターなら数千円程度で済みます。

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