17文字
俳句は17文字で季語を入れた文学である。 これは小学校で教わる基本中の基本
俳句の絶対条件だといっていいだろう。 そして句作のテクニックとして文語でなければならないだとか切れ字が加味されてくる。
インターネット俳句会で私が重視しているのは「17文字で季語」の基本で、これから外れた句は殆ど選から外すことにしている。
どんなに内容が良くても、基本から外れていれば拾う対象にしない。
毎回の句会では必ず数句出てくるが、今回は3句あった。
強右衛門(すねえもんー7)、傾ぐ(かしぐ)ー5、娘(こ)ー3の3句
いわゆるルピの句である。 7はカッコも含めて7文字が余分 5は5文字、3は3文字が余分。
時には 【途中で寄った平泉にて】などと作句場所まで書く人もある。
読むことが出来ない人があるからだとルピをふるのだろうが、とんでもない。
ルピをふることは 本当に難しい句に限定したほうがいいでしょう。 魑魅魍魎とか語彙とか・・・・・ 薔薇などはルピは不要
今回は採点が終了した時点でアイビーさんがルピを外して下さったので 見返すと綺麗に句が並んでいて気持ちがいい 選句前の発表の段階では このルピ 実に邪魔に感じられるのです。