簡単に自句の紹介を
救急車音なく帰る寒の入 IT句会:4点
緊急性があれば音を出して戻っていくが、絶命しているか、軽症で緊急性が無ければ静かに
帰っていく救急車。 頻繁に救急車を呼ぶ老夫婦が、ある日、ついに隊員に「救急車はタクシ
ーじゃない!」と叱られたとか。
傘さして仲良し小好し春隣 IT句会:3点
雁宿小の子供たちが集団下校。みちくさをしながらも傘を回して仲良しである。
愚図る子にママも涙の春しぐれ IT句会:2点
何に癇癪を起こしているのか分からないが、うじうじ、ぐずぐずの子。 どんなに宥めても
機嫌を直してくれず ついにママも泣いてしまった。猫のタマが見えないだけのことなのだが
自衛隊待つ寒中の激震地 IT句会:2点
自衛隊が創設されて以来半世紀以上。 国防の任に当たるのが彼らの仕事なのだが、繰り返
される災害に出動しへとへとになるまで労働の提供を強いられる。こんな彼らを孤立している
人々は首を長くして待っている。 災害が日常化している現在、政府は機動力を持った災害派
遣隊を設立すべきだと思うのだが。
寒天を干す信州の風物詩 IT句会:0点
極寒の中、広い広い原で寒天が干される。竹簀に突き出される半透明の寒天。 毎日、毎日
吹き曝しの中で作業が続く。 なりわいとはいえ、大変な作業である。
風物詩として俳句に詠むのは申し訳ないほど。
110番でも同様なんですね。
前にも書いたかもしれないけど、畑の隅へ鴉を4羽吊り下げたたら、即座に半田警察署から
2名の警官がきて事情聴取されました。遊歩道から見えないように、低くぶら下げて置いたら、
また警官が寄ってきて事情聴取。恐らく畑にまで入ってきて見て行ったんでしょう。
誰が警察に連絡するのですか? と聞いたら 110番での通報で、通報者の詳細は個人の
プライバシーがあるから教えられないとのこと。 鴉による作物被害を算定して警察署へ申
請させて貰う と啖呵を切ったら、それは困る とのこと。 今は何でも「個人のプライ
バシー」 蛇が出たら110番 なんてのも許せないね。
救急車音なく帰る寒の入
結果的に軽症だった場合はよいのだが、中には〝とんでも〟な理由で救急車を呼ぶ人があります。 歯が痛い、ムシに刺された、診察で順番待ちをするのがイヤetc。搬送途中にコンビニに寄ってくれと頼む人とか、親の顔が見たいなあ。110番でも同様、夫婦げんかの仲裁、庭に蛇が出た。いやはや。