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スレッドNo.4025

ことばのルーツを訪ねてー酒にまつわることば(3)

 「夫婦水入らず」「親子水入らず」
酒席では献酬(酒のやり取り)を楽しむことがある。盃を返す時は、「盃洗」があれば洗って盃の正面を向けて返す。「夫婦(親子)水入らず」という言葉は、夫婦や親子の間のように親密な者どうしには盃洗は要しないという酒席から生まれた言葉だ。
  「上戸 下戸」
一軒の家に青年男子(正丁と言う)が6~7人居る場合を上戸と言い、2人以下の場合を下戸と言った。上戸の家は、婚礼時等の酒も豊だが、貧しい下戸の家は少ない。酒が多く飲めるのが上戸の家、あまり飲めないのが下戸の家であり、そこから酒が飲める者を上戸、飲めない者を下戸と言うようになった。
  「左利き 左党」・・・(飲ん兵衛のこと)
大工道具のノミは左手で持ち、右手に槌を持つ。左がノミ手、即ち「飲み手」というシャレで「左利き 左党」という言葉が生まれた。
   *8月の俳句募集が近づき、これで酒にまつわることばは、中止とします。有り難うございました。

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 流石酒博士ですね。歴史に纏わる解説をみて改めて貴君の日本酒に対する造詣と愛情の深さに感銘を受けました。
先般ご相伴に預かった銘酒「空」の味わい深さを思い出しています。普通隔世遺伝と言いますが3人のお子さんも嗜まれるとか、上戸一家ですね。最近俳句への道を歩み始めた和談さん、きっと日本古来の文化として両者の共通点があるはず、お互いにそれを求めて残された人生を楽しみませんか。同年の誼で。

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3回にわたりありがとうございました。続編に期待してます。

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