藤井王座連勝!
将棋王座五番勝負第2局が名古屋市で行われ、藤井聡太王座が永瀬拓也九段に123手で勝利しカド番とした。この勝負序盤の早いこと早いこと好漢あっという間に70手ほど進んでしまった。しかも38手までは全くの同型。序盤はほぼ互角だったが永瀬のミスもあり少しずつ差は広がり王座の連勝となった。招待者とのセレモニーの後の感想戦は立会人を交えての和やかなものとなった。検討の度の駒のやり取りは目の回る速さだ。考えながら駒を弄ぶさまなど本番ではありえない。一つの発見は挨拶の際の藤井の頭の下げ方、以前は極端に長かったがやや短くなった。相手に合わせるようになったのかも。
夕食は藤井が名古屋コーチンの天津飯、永瀬は三河一色の鰻によるひつまぶしと地元名古屋ならではのものとなった。
次回第3局は9月30日京都市で行われる。好漢永瀬の奮起が期待される。