巨人とライバル
アンチ巨人としてもう一人忘れてはいけないのが金田正一です。孤軍奮闘、国鉄と言う弱小球団で巨人に闘志を燃やし前人未踏の400勝をあげました。ただ彼でも引退間際何故か巨人に移籍しました。金田然り落合然り。その点星野仙一、野村克也は選手として監督として最後まで巨人と戦いました。(巨人出身の王は別として)特に野村は監督としても長嶋に対抗意識を燃やし自らを長嶋の向日葵に対して月見草と称しました。また独自の理論を展開してヤクルトの基盤を築きました。一昔前の鶴岡監督をはじめとしたパリーグのセリーグへの対抗意識を彷彿とさせます。今季巨人は4位、ここ数年低迷しています。巨人にあこがれ巨人に対抗意識を燃やした時代は終わったのでしょうか。今年のヤクルト、オリックスの台頭は偶然ではないような気がします。辛酸をなめた時期を乗り越えての2連覇です。我がドラゴンズの復活を願いながら。