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スレッドNo.7428

選句作品鑑賞

20 【てつを】 言の葉は心の容器蝌蚪の水 ◎ナチ-サン 4点
水は器に沿って形を変える。言葉の容器は心、状況に応じて変化する。それが自然だ。
作者は蝌蚪の水を通して何を言いたいのだろうか。いずれにしても気になる句。特選に。ぜひ自解を。

47 【森野】 鳥語降る丘に樗の花こぼる ◎てつを 6点
春の目覚めと同時に鳥語が溢れる。丘には樗の花が。春爛漫、自然は春を謳歌してやまない。
愛鳥週間は過ぎた。私の鳥との関わりは雀への毎朝の餌やり。夜残飯を撒いておくと朝には無くなっている。
たまに早起きして観察を試みるも敏感な彼、彼女たちはすぐ飛び立ってしまう。それでも時には観察できる。群れては来ない。
数羽ずつ交代で来ているらしい。互いに鳴き交わしているようだ。鳥語が分るという教授が居たがあやかりたいもの。

55 【アイビー】 栃若でクラスを二分昭和の日 4点
スポーツに限らず勝負事には贔屓が付き物。相撲の世界でも同じ。私は栃錦ファンだった。若は怖かった。
まだ多様化前の昭和、相撲と野球は子供を虜にした。面白いところに眼を付けたものだ。

79 【アイビー】 紡績に昭和の匂ひ躑躅咲く ◎ちとせ) 4点
言われてみると確かに我が国の発展にお蚕さんと紡績は欠かせない。
正に昭和の匂い。躑躅がそっと寄り添っている。

80 【弥生】 補助輪を外し五月の風となる ◎胴長おじさん ◎ラガーシャツ ◎アイビー 17点
就学前の子供でしょうか。稽古の甲斐あって自転車の補助輪から解放された。
ここからは無敵、一陣の風となり親をはらはらさせる仕儀に。高得点を得た。

91 【尾花】 山火事を鎮め安堵の菜種梅雨 3点
私も山林火災の句に挑戦したがこの句に出会い納得。それにしても消火活動に
疑問を持たざるを得ない。無力なホースに頼るのではなくこのAIの時代人口雨を降らせるなど、何とか
出来ないものか。雨頼み神頼みは昔の話にしたいもの。

92 【ヨ ヨ】 やんわりと練り込む母の蓬餅 ◎茶々◎ 和談 8点
上五から熱さをなだめながら両手でやんわりと包み込むようにして練りこむ。
蓬餅を作った経験はないがこの句から母親の愛情を込めた作法が見えてくる。ホッとする句だ。

94 【弥生】 裸婦像の多き公園夏来る ◎正法寺 6点
大府の大倉公園の池にも裸婦像が立っている。外国に比べるべくもないが最近屋外の裸婦像が
増えつつあるようだ。化石人間には余り馴染まないがこれも時代の流れか。季語に納得。

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