発表後
結果発表後改めて詠むと「棘あるも 惹かれる魅力 薔薇に似て」もいい味出してると感じます。
当たり障りのない人間関係が好まれる昨今、一癖二癖ある人も受け入れる大らかな所にほっとさせられる印象を受けました。
俳句って、ボディーブローの様にジワジワととか、スルメの様に噛めば噛むほどという作品があることに気づかされました。
今後も、このようなことに巡り会えるかもしれません。
54 棘あるも惹かれる魅力薔薇に似て (無点句)
私もこの句を採りたかったのですが、上五、中七が若干、散文的な説明調が気になったので選から外しました。
この句を鑑賞に当たっては、実際に薔薇を目にしたのかどうかがポイントになると思います。もし、空想で頭の中で考えたことなら、実際に見ていないわけで「薔薇」が季語になるのかどうか、微妙です。このあたり、「季語」の考え方によって、捉え方が異なると思います。
一体にホトトギス系の伝統俳句は季語を厳密に考えるようです。