論理的結末が使えない中学生は放任しかないか?
Q0335
中学生になると論理的結末(個別の問題について双方話し合い、約束を作って、次に同じ問題が発生したとき、約束を実行する)が使えないということですが、子どもが何をしていても見ているしかないのでしょうか?
A0335
何をしていても見ているということではない。共同の課題にすることができる。今日、自然の結末・論理的結末・社会的結末と言ったのは、個人の課題にしないで相手の課題のままで冷静な話し合いができるということです。論理的結末は、罰になりやすいからといって、まったく使えないのではない。感情的にならず、タテの関係にならず、権力闘争構造にならず使うなら使うことができるんです。(回答・野田俊作先生)