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スレッドNo.176

論語でジャーナル

8,子夏曰く、小人の過(あやま)つときは必ず文(かざ)る。

 子夏が言った。「小人〔つまらない人間〕が過ちを犯したときには、必ず装飾的な言い訳をしてごまかそうとする」。

※浩→「過てば則ち改むるに憚ることなかれ」〔学而篇)や「過ちて改めざす、これを過ちと謂う」(衛霊公篇)に対応します。君子は過ちを認め、これを改めますが、小人は過ちを認めず、隠そうとします。わがアドラー心理学では、過ちを犯したときの責任の取り方は次の3つです。①与えた損害の原状復帰(弁償等)、②再発防止策、③感情を害していたら謝罪(「ごめんなさい」を言う)。「俺は悪くねえ。悪いのはあいつで、俺は被害者だ」というのを“悪いあの人、かわいそうな私”と言います。相手も同じことを言うでしょうからこれでは押し問答が続くだけです。実際に人とのトラブルではこうなっていることが多いです。打開策は、それをやめて「私にできることは何か」を見つけて実行することです。「悪いコロナ、かわいそうな私」だったかもしれません。あのコロナ騒動はどこへ行ったのかと思えるほど、このお正月からコロナは消えたみたいです。でも、スポーツジムへ行くと多くの人がマスクを着用していますし、スーパーマーケットではほとんどの人が着用しています。このおかげでインフルエンザの感染は防げているかもしれません。今年もやはり「すべきこと」をきちんと実行し、「すべきでないことをしない」を励行していきます。

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