STAP細胞
Q0411
昨年騒ぎになった小保方晴子さんの「STAP(スタップ)細胞」問題についてどのようにお考えでしょうか?
A0411
わかりません。なんでわからないかというと、情報が公開されてないから。スタップについての論文そのものは手に入りますが、問題になっているのはそっち側じゃない。特許の側なんですよ。2つの問題があって、1つは学術研究としての問題です。学術研究として間違ったことを発表するのは全然何の問題もないんです。どの学者も年がら年中間違った論文を書いています。論文というものは、議論の材料に書くものだから、ある論文を書いたら、別の人が反論して「いや、そんなんないで」って言って、「いやしかしこれあるがな」って言って、最後いつか結論が出るんです。だから小保方さんのスタップ細胞について書かれた論文が間違っていたということは、まったく何の罪もないことだと思う。彼女がやってみた結果そうだったと書いただけだから、その途中に何かあるプロセスに間違いがあって、他の細胞だったのかもしれないけど、それはよくあることですから、学術的な問題はゼロなんです。問題はそれとまったく別に、特許申請をやってるんです。特許申請は学問上の問題ではないです。商売の問題です。特許申請のほうでいろいろ問題がグジャグジャ起こっているんです。それは私がコメントすべき問題ではないと思う。企業のドス黒い欲望の問題で、その中で、彼女を前に出したほうが儲かると思った勢力と、抹殺したほうが儲かると思った勢力がいたということですから、汚い黒い世界の話なんです。ですから、それについてはノーコメントです。マスコミがなんであんなに騒いだのかは、僕も理解できません。マスコミは結局、視聴率・新聞の売り上げを求めているだけで、真実なり事実なりを求めているわけじゃないですし、これは学問的な問題ではなくて特許権をめぐるいろんな黒い勢力の争いです。スッタプ細胞はひょっとしたらあるかもしれない。ひょっとしたらあるかもしれないことにしておいて、ここで特許を潰しておくと、別の技官がSTAP細胞を見つけて特許申請ができるじゃない。そしたら、50年とか70年とか、何もしないで莫大なお金が入るんですよ。なんであんな細胞が今あんなに注目されたか?金になるからです。新しい臓器を作って、皮膚なんかを作って、それで皮膚移植なんかに使えるからでしょう。で、皮膚移植に使うときに自分とこが特許さえ持っていれば、何もしなくてもお金が入るわけじゃないですか。それを狙っている某国の某組織が動いているという噂も十分あるし、そんなことは僕らにはわかりません。当面、隠されたことがいっぱいありますから、今言っているのは嘘とは言いませんが、あてずっぽです。それは結局、あまり勉強しない、もののわかってない視聴者が自分とこのテレビを見てくれることだけを望んでやっているから、あんなのに興味を持たないほうがいいです。だって、嘘でもほんとでも私らに何も関係ないじゃん。そのことと僕らの日常生活とまったく何の関係もないじゃないですか。それよりも今晩のおかずのメバルの煮付けの仕方でも考えたほうがいいと思う。(回答・野田俊作先生)