MENU
64,402

スレッドNo.431

持っていないカードが気になる

Q
 「自分の手持ちのカードで生きる」というのがありましたが、私はいつも持っていないカードのことがとても気になります。デカいとか、ウエストが太いとか、片づけが下手だとか。そのほうに支配されているような気がします。自分を卑下してしまいます。どうすればこの心の癖が治せるでしょうか?

A
 アドラーは、「何を持っているかが問題ではなくて、どう使うかが問題だ」と言いました。何を持っているかは言うてもしょうがない。持っているものをどう使うか、これは言わないといけない。
 私(野田)は持ってないものもたくさんある。それはあまり数えないことにしているんです。持っているものを数えると、まず記憶力がいい。でもこれは物事を美しく肯定的に言っている。否定的に言うと、しつこいんです。同じことです。人が私にひどいことをすると、何年でも覚えている。思い出したりすると、ずっと腹が立つ。こっちのほうへ記憶力の良さを使わないように気をつけてないと、ついやっちゃう。ボーっとしていると、「あのガキは3年前に……クソー!」と思い出したりするから。記憶力の良さを良い側に使う工夫を絶えずしないといけない。野放しにしておくと、良い側でも使うけど悪い側に使うかもしれない。これだけで結構忙しい。自分の持っているものをどう使うかの工夫をするのが。そっちに気を取られると、持ってないもののことを考える暇がなくなる。
 どんなものにも良い面と悪い面がある。これもアドラーが言った。「すべてには2つの面がある」。太っているには太っていることのいいことと悪いことがある。痩せているには痩せていることのいいことと悪いことがある。おっぱいが大きいにはおっぱいが大きいことのいいことと悪いことがる。小さいには小さいことのいいことと悪いことがある。大きなおっぱいを欲しいと思っても、シリコンを注射するしか手がない。そんなん考えるより、小さいおっぱいの美しい使い道を考えるほうがずっと有効に使える。(回答・野田俊作先生)

引用して返信編集・削除(未編集)

このスレッドに返信

このスレッドへの返信は締め切られています。

ロケットBBS

Page Top