結婚しても親に心配かける中間子
Q
成人して結婚、3人の親となった中間子。親に心配をかけます。仕事のこと子育てのこと、別居して離れているので助けてやりたいができづらいです。来たときにすぐ話を聞いたりしていますがどうしたらいいかわかりません。
A
えー、どこかへカウンセリングを受けに行く。新大阪でも高知でも。1時間ゆっくり考えてみる。カウンセリング受けても良いアイディアないんです。なんでないかというと、カウンセラーはあなたの生活を知らないから。カウンセリング受けるとしゃべりたいんです。しゃべるとしゃべっているうちに自分で気がつくんです。「あ、そうか。こうすればいい」と。うまくしゃべれるように援助するのがカウンセラーです。問題の解決に向かうように質問を組み立てるとか。極端に縮めて言うと、「で、あなたにできそうなことはありますか?」と聞けばいい、最後に。その前に、「あなた自身のパーソナルストレングスね、あなたの長所とか得意技とかそういうのありますか」と聞けばいい。あるいは、「子どもさんとか夫さんとか親とかの良い点とかこれからもっと延びてほしい点がありますか?」と聞けばいい。それを聞いてから「あなたに何ができますか」と聞く。人間の考えを僕らがどう捉えるかというのはまだ決まってない。みんないろんなことを言っているんですが、僕は、口に出してしゃべったことが初めて考えになっていると思っている。頭の中でモヤモヤ考えているのは、モヤモヤ考えているのを仮にそのままで聞いたら、ほとんど文章にもなっていなくて論理にもなっていなくて、大体堂々巡りだったり千切れ千切れだったりします。人にわかるようにしたとき初めて自分でもわかります。人にわかるように説明する前は自分にもわかっていない。だからカウンセリングするんです。カウンセリングというのは、相手が自分のことを理解するように、その理解にもとづいて次の段階をどうすればいいか自分で計画できるように援助する。だからカウンセリングを受けてみてください。助言は大したことをもらえない。カウンセリングというのは、助言をもらいに行く場所ではない。自分の考えをまとめに行く場所です。新しい考えが出てきます。