友人をはめているようなフシ
Q
高校1年生男子のことです。自分よりも目立つ友人をはめているように思えるフシがあります。物がなくなる、証言が食い違うとかで、友人だけが処分の対象になるのです。あくまでも可能性が高いだけですが、どのように関わっていくことが大切でしょうか?(ああ、自分と違うんや)
A
どのように関わっていくことが大切か、わかりませんねえ。ご本人の求めに応じてしか援助のしようがないと思っているんですよ。その子が何か困っていることがあれば、それに対して僕らは何かしてあげられるけど、その子が困ってない、その子自身が相談してこないことに対してわれわれが援助のしようがないと思うので、残念ながらわかりません。学校の先生がクラスの子どもたちとどうおつきあいしていくかで変わっていくと思う。その子が自分の悩みとか問題とかをしゃべってくれるような関係ができれば何か言ってくれて、何かできるようになるかもしれない。第三者的に客観的に、「あの子あんなことしている。何かしないと」という立場では援助の設計のしようがないように思うんです。