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スレッドNo.655

コツコツ宿題をする小学生は将来小粒か

Q633
 野田先生には「将来小粒」と言われてしまいそうですが、うちの小学生2人は毎日コツコツ宿題をやっています(偉い子や。せん子も偉い子で、する子も偉い子なんです)。給食はとてもおいしいと言います。毎日、学校はとても楽しいと言います。これで問題でしょうか?真面目で明るく元気。学校に適応しすぎているようでちょっと恐いです(何でも恐がるなあ)。

A633
 何ひとつ恐くないです。われわれが子どもたちにあるムキになる姿勢、「クソーっ」って言って反逆的に反抗的になり、つまり「人々は仲間じゃない」と思い、「自分には能力がない」と思い、大きな劣等感を克服して競争に打ち勝たねばという状態に陥れなければ。子どもたちが「人々は仲間だ」とも思い「自分には能力がある」とも思い暮らせるなら、あとは子どもたちが自分の生き方を選んでいくんです。ある子は毎日宿題をし、ある子は絶対宿題をしないんです。ある子は多くの友だちを作り、ある子は友だちを作らないんです。どれもその子がスクスク育っているなら、まったくOKなんです。それを認めたい。表に出ている行動がどんなふうであっても、全部OKを出したいんです。裏にある子どもたちの「信念」ね、子どもたちの基本的な人生設計に問題が起こらないようにしたいんです。そこのところで、子どもたちが世を怨み、自分自身を憎み、親を憎み、人々を敵だと思い暮らすやり方をやめてほしい。そうならないように育てたい。今のやり方は、行動面の画一さを求めるあまり、子どもたちをそっちへ追いやってしまっていると思う。世の中には大物もいるし小物もいるんです。総理大臣も必要だし町の文房具屋さんも必要なんです。どっちもおんなじぐらい人類にとって重要なんです。最高裁判所の長官もいるし、町の交番のお巡りさんもいるんです。どっちもまったくおんなじように役割の分担があるだけで、社会に対する貢献という点で、そんなん量で計れるものじゃない。その人のあるべき位置にあれば、それがその人の一番貢献だと思う。それを社会的な地位とか身分とかを上から下へずらっと並べて、「ちょっとでも上へ上がりなさい」というやり方が間違っていると思う。そこから抜け出していきたい。抜け出せるお手伝いができるといい。まあ私の生きているうちにどうせ間に合いませんのでのんびりしておりますが、私はインド式ですのでまた生まれ変わってまいりますから、次生まれ変わってまた続きを言ってやろうと思っているので、何世かにわたって根気良くこういうことをやっていかないといけないと思っています。

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