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スレッドNo.67

論語でジャーナル

5,孔子曰く、益者三楽(さんらく)、損者三楽。礼楽を節するを楽しみ、人の善を道(い)うを楽しみ、賢友多きを楽しむは、益なり。驕楽(きょうらく)を楽しみ、佚遊(いつゆう)を楽しみ、宴楽(えんらく)を楽しむは、損なり。

 先生が言われた。「ためになる楽しみ三種、損になる楽しみ三種。行動と音楽を節度をもって行う楽しみ、他人の徳性・美点を讃える楽しみ、すぐれた友人をたくさんもつ楽しみ、これらどんなにためになるだろう。驕りたかぶる楽しみ、家に帰らず遊びほうける楽しみ、酒食荒淫の楽しみ、これらどんなに損になることだろう」。

※浩→孔子が「楽しみの種類」を、「有益な三楽・有害な三楽」と箇条書きの形で述べています。現代にも当てはまります。「驕楽」は傲慢、「佚遊」は安惰、「宴楽」は消費生活の贅沢を言います。自分に関して採点すれば、「節度」と「他者への勇気づけ」と「交友」の楽しみはまあまあだと思います。「他者を勇気づけること」はアドレリアン必須の課題ですから、常に心がけている“つもり”です。。「賢友多き」は過去の話になりました。高齢化とともに減少しました。「皆無」でなく、ごく少人数ではありますが、親密な交わりをしています。「傲慢」と「遊びほうける」と「酒食荒淫」は、要注意です。自分の成した成果を奢る気持ちがときどき生じます。「謙虚・寛容さ」はずっと修業が必要です。人間はどこまでも不完全な存在ですから、しょっちゅう過ちます。常に自己点検を忘れないように、心していきます。「学而篇」に「曽子曰く、吾日に三たび吾が身を省みる。人のために謀りて忠ならざるか、朋友と交わりて信ならざるか、習わざると伝えしか」。

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