MENU
130,475

スレッドNo.822

酒の好み    野田俊作

酒の好み
2001年12月08日(土)

 パートナーさんは焼酎が好きで、しかもかなり銘柄の好みがある。基本的には、芋焼酎・黒糖焼酎・泡盛、それに中国の高粱酒が好きで、麦焼酎や米焼酎は嫌いなのだが、好きな種類の中でも好きなのと嫌いなのとがある。なかなか難しいのだ。私のような本格的な酒飲みは、アルコールさえ入っていればなんでもおいしくいただくのだが、そうではないみたい。
 泡盛に関しては、沖縄本島や宮古島の酒よりも八重山の酒が好きなようだ。中でも『白百合』という銘柄がお好みなのだが、これは普通のナイチャーはちょっと飲めないほど臭い。そこがいいのだそうだ。一般に、宮古の酒は香りが薄く、八重山の酒は濃い。本島の酒は、最近はどんどん淡白になってきていて、彼女は不満みたいだ。
 石垣でおみやげに『白百合』の一升瓶を探したのがみつからなかったので、しかたなく『八重泉』と『請福』の一升瓶を一本ずつ宅急便で彼女宛に送った。ところが、帰りがけに、石垣の友人が『白百合』の古酒をくださった。八重山の泡盛に囲まれて暮らしているわけだ。彼女は水を入れないで、ロックで飲む。ほんとうに好きなんだ。
 私は、焼酎もいいが、ウィスキーがいちばん好きだと思う。日本酒は、しばらくやめているとすっぱくて飲めないのだが、飲み始めるとすぐに慣れておいしくなる。お正月は、どうせ日本酒ばかり飲んでいるので、口がそれに慣れて、ウィスキーや焼酎が飲めなくなると思う。暖かくなるころに、友だちがイギリスからうんとスモーキーなモルトをもって帰ってくれることになっていて、それを飲みはじめると日本酒をやめて、ウィスキーや焼酎に戻るんだ。いい暮らしだ。



再会
2001年12月09日(日)

 午前10時から午後3時まで大阪のオフィスで講演していた。3時に終わって事務室へ入ると、昔の秘書が来ていた。むかしは「小太り」だったのだが、今はすっかり「大太り」になっていて、一瞬誰だかわからなかった。熱くハグしあって、旧交を温めた。
 彼女は、大阪のオフィスが創業してしばらくしたころから働いてくれていたが、10年近く前に退職して、インドに渡った。そこで瞑想修行しつつアーユルヴェーダ・マッサージを習得した。そのまま日本を通り越してアメリカへ渡り、なにをどうしたのかグリーンカードを手に入れて、今はアメリカに永住するつもりで暮らしている。カリフォルニア州のマッサージ師の試験に合格して、むこうで開業しているそうだ。
 今回帰国したのは、父上が病気なので、今生の別れになるかもしれないから会いにきたのだという。解離性大動脈瘤だそうだ。今は元気だが、いつ破裂するかもしれないので、元気なうちに会っておきたいと帰ってきた。ちょっといきさつがあって、彼女は勘当されていたのだが、姉が「帰ってこないともう会えないかも」と脅したので、いくらなんでもまったく会わないわけにもいかないだろうと帰省したのだそうだ。「『昔のことはすべて若気の過ちでした』と謝ったら許してくれたわ、ははは」とケロッとした顔で言う。そりゃそうだよ、末娘が十何年ぶりに帰ってくれば、どんな父親だって許すわね。
 こういう人が増えているんだ。彼女は「二度と家に帰ってくるな」と言われただけだったが、彼女の友だちは、「二度と日本の土を踏むな」と父親に言われて、「お前は日本の大統領か!」と怒っていたんだそうだ。そうして海外でちゃんと暮らしていく。たくましい人たちだ。彼女らの応援もするが、しかし父親のさびしさもよくわかる年になったな。生活が落ちついたら、ときどきは帰って、「若気の過ちでした」って言ってやんなよ。



ウィルス被害(2)
2001年12月10日(月)

 ハードディスクを再フォーマットしてシステムを入れなおし、これで大丈夫と思っていたら、また動作がおかしい。もう一度徹底的にフォーマットしてから、これまで使っていたウィンドウズのおまけについてきたMcAfee VirusScanをやめて、Norton AntiVirusでチェックしてみた。そうすると、出るわ出るわ、500ものウィルス・ファイルがみつかった。システムのあるCドライブは、さすがにフォーマット直後で正常だったが、データを入れてあるDドライブと増設したEドライブがウィルスでいっぱいだ。こちらの方は再フォーマットしていない。Nimdaがほとんどだが、少数のBadtransもあった。やはり、ソフトはお金を出して買わなくては。
 わが家のパソコンは私とパートナーさんの共用なのだが、どちらもアウトルック・エクスプレスを使っていないので、人に送ったメールにはくっついていっていないはずだが、もし万が一くっついていっていたらごめんね。自分たち同士で実験したときにはついていなかったし、自動的にメールが発送された形跡もない。
 勉強が足りなかったことを恥じるのだが、ウィルスを添付されたメールをアウトルック・エクスプレス以外のメールソフトで受け取り、ただちにゴミ箱に捨てていた場合にも、感染はするんだ。ただ、コンピュータはすぐにダウンしないで、なんとなく不具合になるだけだ。なんとなく不具合というのは、こんな風だった。
終了しようとすると、画面は暗くなるが、本体の電源が切れない。あるいは、終了しようとするとフリーズする。インターネット・エクスプローラがときどきフリーズする。システムは、富士通のデスクトップで、ウィンドウズMeを乗せている。メールソフトは「鶴亀メール」という変わったものだ。周辺機器をいっぱいぶらさげているので、リカバリがとても面倒くさい。まだ完全にすんでいないが、数日かけて完全修復しよう。



ウィルス被害(3)
2001年12月11日(火)

 大阪のオフィスにはマシンが5台あるので、とにかく厳密にウィルスチェックした。さいわい感染していなかった。自宅には、感染していたデスクトップの他に、ノートブックが2台ある。うち1台は感染していた。これはインターネットからではなくて、デスクトップから無線LAN経由で感染ファイルが入り込んだようだ。とにかく、すべてのマシンをガチガチに防御しておくことにした。迷惑なことだ。
 昨日症状を書いたが、ワード関係の症状を書き忘れていた。DOCファイルをクリックすると開くが、ワードのショートカットからだと開かない。印刷しようとすると「メモリが足りません」というメッセージが出て動作しない。これはワードではないが、チェックディスクすると、「他のプログラムが動作中」といって、しばしば途中で止まってしまう。友人が、このホームページの12月9日のファイルがおかしいかもしれないとメールをくれた。チェックしてみたが、おかしなところはないように思う。とにかくウィルスチェック済のファイルに入れ替えておいた。みんな神経質になっているんだ。最近のファイルをチェックしている間に、今月の目次に一箇所バグを見つけた。怪我の功名と言うのかな。
 それと、ネットスケープ・ナビゲータ(以下NN)だと、目次ファイルが12月から11月に変わるときに、題名が左へ動くのが不思議で、両月の目次のソースファイルを並べて見つめたが、何も問題はない。おかしいなと思っていたら、右端にスクロールバーが出たり入ったりするのが犯人だとわかった。インターネット・エクスプローラ(以下IE)は、はじめからスクロールバーが出たままなので、目次の長さによって画面が左右に動かないのだ。
 NNはバージョン4*だと、このホームページはうまく動作しない。バージョン6*でも、IEほどきれいに動作しない気がする。今までNNでチェックしていなかったので、NN使用者にはご迷惑をおかけしたことになる。暇なときに工夫してみます。

編集・削除(未編集)

ロケットBBS

Page Top