引っ込み思案の子どもに自信を持ってもらうには?
Q
子どもは引っ込み思案で活動的に動くことが非常に少ないです。友だちも限られていて、休みの日も1人で家の中で生活することが多いです。親としてどんな勇気づけをしたらよいかいつも考えているのですが、何かアドバイスをお願いします。子どもは高校生になっています。もっと自信を持っていろんなことに挑戦してもらいたいと考えているのですが。
A
あのー、アドラー心理学は、「子ども改造計画」には手を貸さないことにしているんです。僕、引っ込み思案は素敵だと思います。友だち少なく暮らせるのは素敵だと思います。消極的に自分の世界の中で暮らすのもとても素敵だと思います。そういう人もこの世に必要です。もちろん積極的に社会に打って出る人も必要です。今の社会は社交的であったり外向的であったりすることを評価するあまり、そうでない人たちが価値が劣った人たちであるかのように言っているけれど、それって凄いまずいことだと思うんです。自分の世界の中でゆっくり考えるタイプの人も、この世に必要なんですよ。だから、「あなた、その生き方はダメです。こっちの生き方にしなさい」というのが一番勇気くじきだと思う。どうすれば勇気づけできるかって言うと、「あなたって素敵ね」って言えば勇気づけることができます。「あなたの生き方って素敵よね」って言って、変な気持ちになるでしょう。どこが素敵なのかしらって。それから考えてほしいの、どこが素敵か。だから、「あなたの生き方って素敵よね」とまず言ってみて。で、どこが素敵かはあとから一生懸命くっつけてくださいな。(野田俊作)