子どもが自分のすべきことをしても「嬉しい」「ありがとう」?
Q
子どもが自分の宿題をするのに、「嬉しい」と言うのは違和感が重く、子どもが自分ですべきことをした場合も、「ありがとう」「嬉しい」は必要でしょうか?
A
宿題をすること自身は「嬉しい」とか「嬉しくない」とかじゃないけど、宿題をしている姿を見たら、どう感じますか?「あ、ちゃんとやってるわ」と思わない?「あ、自分で宿題しているんだ」と思いません?それなら「あ、自分で宿題してるんだ」と言ったらいいじゃない。別に僕たちは「台詞」を教えようとしてないんです。自分の中にある喜びを見つけ出して、その喜びを言葉にしてほしいだけなんですね。だから、「あ、自分で宿題してるんだ」とか、あるいは「このごろ自分でちゃんとできるようになったね」と言ったってかまわないんです。「偉いね」「頑張ろうね」って言わなきゃいいんです。僕たちの気持ちを見たいんです。僕たちの中にある喜びを探したいんです。その喜びをちゃんと伝えておきたいんですよ。どういう言葉を使うかは工夫してください。子どもが自分ですべきことをした場合、嬉しくないですか?僕、自分ですべきことをしてくれたらとても嬉しいですが。朝起こさなくても自分で起きてきてくれたら嬉しいですが。だから、「あ、自分で起きてきたんだ」と言うと思います。(野田俊作)