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スレッドNo.940

食事中のマナー

Q 
 コモンセンセスを伝えるということで、食事のマナーのお話がありましたが、わが家の子ども(7歳)はときどき食事中席を立って歩き食べをすることがあります。負の注目にならずにマナーを伝えるにはどのような話をすればよいか教えてください。

A
 「選択肢」を与えるというのが一番基本だと思うんです。アドラー心理学の育児というのは、「これをしなさい」「あれをやりなさい」じゃなくて、「これにしますか?」「あれにしますか?」からいつも選んでもらおうと思うんです。だから、「お食事をするんだったら席へ座って食べてください。歩くんだったらお食事を終わりにしてください」と言うんです。いっぺん言うんです。もしも歩いたら、「これでお食事は終わりですね」と言って片づけます。「もうありません。今日はお食事はありません。今日はあなた、『終わり』と言いました。体が言いました。行動で終わりということを示しましたので、本日の食事は終わりです」。「まだ食べるう」と言っても、「あなたは体で終わりと言いましたから、今日はありません。また明日にしましょうね」とやさしく言って終わり。これ「結末を体験する」なんです。で、翌日からちゃんと食べるでしょう。ここで怒っちゃダメです。言い聞かせたらダメです。口論しちゃあダメです。全部終わりにして終わりなんです。全部片づけます、あっさり。どうですか?これ勇気づけです。うるさくガミガミ言うのはまずいし、ほったらかしとくのもまずい。どっちもまずい勇気くじき育児だと思うんですよ。だから選択肢を与える。選択肢を先に与えておくほうが賛成なんです。その場になってじゃなくて、家族で会議をして、「お食事中に歩き回るのは、あれは困ったことだと思いますけど、まあ歩き回りたくなる気持ちもわかんないこともありません。でも、食事中は食べるか、あるいはやめて歩きまわるかどっちかにしてほしいです。もしも食事の最中に立ってどっか行ったら、食事が終わったもんだと思います。『ごちそうさま』と言わなくても終わりだと思いますから、それ以上その日に食べられるものはなくなりますけれども、それでいいですか?」って言って、「はい、いいです」っていっぺん了解をもらう。これをやらないで、その場でいきなりやると、僕らが興奮するんです。だから冷静なときに一度会議をして了解をもらって、それから現場ではとにかく冷静にニコニコと穏やかに手続きをします。それから議論しないこと。言い聞かせないこと。目にもの見せないこと。子どもにわからせようと思わないこと。ただただ機械的に事務的に作業します。この方法、いろんなときに使えますね。どうしますか?そのときはこうします。おもちゃは、さっきおもちゃ捨てちゃう話しましたが、「夜寝るときに床におもちゃがいっぱい落ちているのは大変困ったことだと思います。おもちゃ以外にもいっぱい落ちているものがありますので、お母さんは寝る前に一度お掃除をします。寝たときに床に落ちているものは、これはいらないんだなと思って捨てちゃいますから、よろしくね」って言っておいて、それでもしも出てたら捨てます。おもちゃをちょっと捨てることになります、もったいないけど。でもちょっとだけ、まあ500円分も捨てたらあと一生出しっぱなしありませんから、捨てます。そのときも、言い聞かせないこと。「言ったでしょ」と言わないこと。「捨てたよー、ざま見ろ!」と言わないこと。先に決めといて淡々と、「あれ、おもちゃは?」って言ったら「はあ?おもちゃありませんでしたけど、ゴミありましたから捨てました」でおしまい。(野田俊作)

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