家族のために働くのをいやがる小4娘
Q
小学校4年生の娘がいますが、自分のこと、学校の勉強や身支度は一生懸命しますが、家族のために働くのをとてもイヤがります。大掃除のときも、「なんでやらないとあかんの?」と言い、最終的に夫に命令されてしぶしぶ協力しています。共同体感覚を躾けてこなかったせいだと思いますが、これから共同体感覚を教えるには、どのように話をすればよいでしょうか?このままでは自分勝手な子どもになってしまいそうです。
A
まあ日本国中、こんな子ばっかりになっていますから、共通感覚ではありますな。コモンセンスではありますが、困ったことですね。まず、「みんなが幸せになるために、あなたにはどんなことができるかな?」と、いろんなときに問いかけることだわ。「学校でこんなことがあった」と言ったら、「あ、みんなが困っているのね。みんなが困るのを困らなくなって、みんなが気持ちよく暮らせるには、あなたにはどんなことができるかな?」。「わかんない」って言うだろうと思うんですよ。「そう」でいいです、そのときは。また後日、「ああ、そんなことがあったの。じゃあ、みんなが幸せになるためには、あなたにはどんなことができる?」と言うんです。「わかんない」と5回くらい言うと思うんですよ。6回目くらいからわかるんじゃない?そうやって育児は植物を育てるのとおんなじで、みんな気短かなんです。今日言って今日わかれって、そんなの無理ですよ。時間がかかります。どれぐらい時間がかかるでしょうね?小学生ですと、親がアドラー心理学をしっかり学ばれたとします。例えば「PASSAGE」へ出られると、「課題シート」という宿題の用紙が来るんですよ。あの「課題シート」っていうのが、実は「PASSAGE」の本体で、「テキスト」は本体じゃないんです。その課題シートの書き方を説明して、書いたものを持ってきて検討するのが、「PASSAGE」の会なんです。そのときのガイドラインが「テキスト」です。「テキスト」が「PASSAGE」だと思っている人が多いんですが、違うんです。「課題シート」が「PASSAGE」なんです。中に「課題シート」を全然やらないで「PASSAGE」に出る人がいる。この人は何にも身につかないです。この「課題シート」に、家での子どもの行動と、親の対応と、子どもの反応をいつも書きます。それを丁寧に書いて、「PASSAGE」に出て、自分から積極的に、「うちの子ども、こんなんあったんですよ」と積極的に話をして、まあ、2か月間週1回出られると、まあ普通の人はほぼ身につきます。変わった信念を持ってない人は、だいたいアドラー育児をやってくれると思いますので、アドラー育児をやりまして、最初はちょっと不慣れですけど、半年もすればお母さんはすっかりアドラー化します。そっからだいたい「PASSAGE」やっている最中に、小学生だったら変わり始めるはずなんです。中学生だったら、「PASSAGE」やってる最中にはなかなか変わらないんです。終わってからだんだん様子を見ながら変わりますから。小学生だったら「PASSAGE」始めて、2か月の間に子どもはかなり変わります。お母さんがアドラー化する半年の間には、子どもはかなり積極的になって、アドラーふうになってきていると思いますので、まあそんなくらいの時間はかかります。もし「PASSAGE」に出ていられなかたら、是非出てください。出ていられたら、「課題シート」をもう1回きっちり書かれたほうがいいと思います。それで、地域に学習グループがだいたいどこでもありますから、出られたらいいし、ないんだったらもう1回「PASSAGE」に出られるのも悪いアイディアではないと思います。というのは、1回目って何も知らないで出るじゃないですか。2回目は、次何が起こるか知ってるじゃないですか。2回目って結構味あるんですよ。3回目はどうか知らんけど。2回目は、できたら違うリーダーさんのに出るといいです。「PASSAGE」は一応「リーダーマニュアル」あるんですが、あんまりうるさくリーダーを縛ってないんです。リーダーさんの自由裁量の範囲をうんと大きくとってあるから、違うリーダーさんのに出ると、かなり違う「PASSAGE」なんですよね。良かったり悪かったりします。この間、「どっかのリーダーはあかん」とクレームがきました。そんなリーダーもたまにはいますが、それも噂を聞けばわかりますから、その人がどんな人か。2度目出られるとどうかなと思います。ここでも近くありますから、是非パンフレット見て帰ってください。(野田俊作)