民主主義の概念 野田俊作
高血圧
2002年10月02日(水)
このごろ肩がこると思っていたら、血圧が上がっていた。出張が続いて、塩分摂取が多いのとカロリーオーバーなのと酒量が多いのが原因だと思う。運動もやや不足なように思う。精神的ストレスだってないことはないが、血圧が上がるほどのものじゃない。
とにかく主治医に相談したら、薬を変えるとのことだ。私の知らない薬だ。私は医者ではあるのだが、薬を出さなくなってもう20年にもなる。だから、このごろの新しい薬は知らない。一生、医療現場に復帰することはないので、まあいいかと思っている。とにかく、主治医の処方する薬を服んでみることにする。
薬で血圧を下げるのは、あまりいいことじゃない。不摂生のままで安心してしまうものね。やはり生活を整えることだ。そう思って、月曜日からお酒をほとんど飲んでいない。まったくゼロというわけではないのだが、日本酒換算で0.3合ほどではないか。塩分も極力控えている。養生はすぐに効果が出ないのがつらい。反応に続いてすぐに強化がないと、習慣は形成されにくいのだ。お酒やおいしいものは、行動に続いてすぐに強化があるので、つい続いてしまうのだ。
昨年の今頃はウォーキングをしていたのだが、いつしか絶えていた。パートナーさんに、ウォーキングを復活しようと言っているのだが、彼女はあまり乗り気でないみたいだ。仕方がないので一人で歩こうかと思っている。体はとても歩きたがっている。元気は元気なのだ。
歩く
2002年10月03日(木)
パートナーさんは一向にウォーキングを復活しそうにないので、一人で歩くことにした。といっても、いったん帰宅してからまた出るのはおっくうなので、2つ前の駅で下車して、そこから約30分、すこし登り気味の道を早足で歩く。歩くということがはっきりすると、それまでに飲酒するわけにもいかないので、職場の帰りにちょっとひっかけるということができない。これはいいことだ。帰宅してからも、なんとなく上気していて、しっとりとお酒を飲む雰囲気ではない。ビールの小さなのを飲んで終わりにする。酒量を減らすというのも、血圧を下げるために大切なので、できるだけ機会飲酒に近い状態にもっていこうと思っている。宴会が多いのがちょっと問題なのだが。
ジャンクフード
2002年10月04日(金)
出勤途上でコンビニに寄って、インスタント焼きソバと栄養ドリンクを買って、昼食に食べようとしたら、社員に「疲れているんですね」と言われた。栄養ドリンクではなくて、むしろインスタント焼きソバが判断根拠であるらしい。たしかに疲れると、ジャンクフードが食べたくなる。塩分が多いからだろうか。血圧が上がり気味なので、塩分の多いものをあまり食べてはいけないのだが。
インスタントラーメンを食べることは、ほんとうに稀にしかない。山で昼食に食べるくらいかな。水さえ手に入れば、昼食には手軽でいいんでね。インスタント焼きソバは、山道をもって歩くにはかさばるので、車を使って釣りに行くときの昼食に食べることはある。しかし、町では、そういうものはめったに食べない。それを食べたくなるというのは、やはり体になにかあるのだろう。それに気がつくスタッフをもって、ちょっとうれしい気がする。
民主主義の概念
2002年10月05日(土)
カウンセリングの内容にかかわることなので、あまり書けないのだが、問題にならないだろう範囲で。
ある公立高校に、民間人が校長で赴任した。大阪府はそういうことを積極的に推し進めているらしい。彼は、民間企業の経営法で学校を運営しようとした。それに職員がいっせいに反発して『抵抗勢力』になってしまった。相談は、教師の一人からだ。
私は、教師の立場も理解できるけれど、校長の立場も理解できる。彼は、「社員の意見は一応は聞くが、最終的に決定するのはボス」という民間企業の論理を真っ向からふりかざしたのだ。そうでないと組織は動かないと思う。職員たちは校長のやりかたを「非民主的」だと言っているそうだが、そうなのかな。私は、民主主義の根幹は「国民が選挙によって政治家に権力を委譲する」ことだと思っている。権力が委譲されると、政治家は権力者であり、国民はそれに従わなければならない。ただし、政治家が権力を濫用しないように監視し、もし権力を濫用するようなら次回の選挙でその政治家に不支持を表明することができる。
学校の先生方の民主主義の概念は、「すべてをみんなで話しあい、誰も権力を持たない」ということであるように思う。これは、政治学的には、デモクラシーではなくて、アナーキズムだと思う。学校は、ずっとそのようなアナーキズムを信奉してきた。しかし、企業はそれでは動かない。経営者が責任を持って決定しないと、倒産してしまう。
学校に企業型民主主義を導入することがいいことか悪いことか、私は判断する根拠をあまり持っていないのだが、今までのアナーキズム型の学校運営の結果が現在の学校荒廃であるかもしれないので、そうだとすれば別のやり方を実験してみる価値はある。しかし『抵抗勢力』が暴れていたのでは、その成果がわからない。だから、私に相談した先生には、「もし校長のやり方が嫌いなら転勤なさい。転勤しないなら校長に協力なさい」と助言した。学校に残って校長に抵抗し続けるのでは、せっかくの実験を台無しにしてしまう。