登校拒否(不登校)・第3段階、どう勇気づけるか
Q208
アドラーの勉強を少ししていますので、親子関係は「登校拒否・第3段階」だと思います。どうして勇気づけていけばいいでしょうか?
※資料:登校拒否の3段階
第1段階 《課題の分離》
子どものことは子どもに任せる。最低1~2週間。口出しするほうが親は楽だが、辛抱するのが真の親の愛情。自分の好みのように子どもを動かしてはいけない。パニックになったり、原因探しをしたり、罪悪感を持つのをやめる。
第2段階 《共同の課題を持つ》
頼まれたこと、迷惑をかけられたことに限って、共同の課題にできる。「ぼちぼち学校へ行ったら?」と提案するのは不可。待つ時期のつらさがある。これは子どもの弁護士として、相談に乗れる親になるための修業期間。
第3段階 《親から提案できる》
親から情報を出せる。「単位性高校ができた」とか、「学校へ行ったほうがベルトコンベアで楽だ」とか、「中卒で暮らすには、全部手作りでしなければならないので不便だ」とか。
結局、築きたい家族像は、“横の関係”
親の好みを子どもに押しつけない。子どもに指示・命令しない。子どもの責任の肩代わりをしない。子どもが、自分の力で選べるような環境を作る。これができると、最終的に学校へ行く子が多い。子ども自身が選んで決めることが大事。
A208
勇気づける内容がわからないから答えられない。
「勇気づけ」という言葉は、英語ではエンカレッジ。もともとはencourage to do somethingで、「あることをするのを勇気づける」というふうに使うんです。
「何するのを勇気づけるか」です。「一般的に勇気づける」というのはない。早く寝るように勇気づけるとか、お風呂でしっかり体を洗うように勇気づけるとか、歯を磨くように勇気づける。子どもの行動を見ていて、これを勇気づけようと思ったらそれに声をかける。
当たり前みたいだけど、以前の育児はそうじゃない。問題点に声をかけている。「早く寝なさいよ」「お風呂でしっかり体を洗わないとダメじゃないの!」。あれは勇気くじきです。
同じお風呂入る、寝るとかいう行動についても、かつては勇気くじきメッセージだった。それを勇気づけ型メッセージに変えたい。
「何を勇気づけるか」を決めること。「今週はこの点とこの点を勇気づけましょう」と思う。それをやる。来週はまた同じのか違うのか、この点とこの点を勇気づけようと思ってやる。そんなふうにしてお稽古するんです。(野田俊作)