MENU
165,333

スレッドNo.964

高2から不登校:人生に生きがいを見出してほしい

Q 
 長男(19歳)は高2から学校へ行けなくなり、3年閉じこもって一歩も家から出られない。次男も高2から行けなくなった。
 どうしたら生きていけるか。働く意欲も勉強する気も将来の希望もない。どうせ地球は滅亡するから何をしても仕方ないと言う。どうしたら人生に生きがいを見出すか、どう話をしたらいいかわかりません。

A 子どもが人生の将来に希望を持てないのは2つ場合がある。親の生き方について。
 1つは親が人生にあまり生きがいを持ってなくて、しょうがないから生きているとき。会社はつまらんけどしょうがないから勤めている、あの旦那は嫌いだけど食っていけないからしょうがないから一緒にいる、という生き方をしているとき、子どもは人生に希望を見つけ出すことができない。だから、まず親が自分の生き方を考える。ここ(アドラーギルド)へ来られる多くの方は35歳とか40歳を越えて人生の折り返し点に来ています。今のじいさんばあさんは元気です。戦争中に粗食をしているからね。僕らはあんなに元気じゃない。今の子どもは80歳まで生きられそうにない。「遅刻してもブラブラ歩いてくる」と先生が言われる。日本人の寿命は縮まるでしょう。でも、これから先の30年40年は貴重ですよ。学校へ行かなくていいんだもの。前半20年は学校へ行って無駄な時間を過ごした。今からの人生は完全に自分で使える。今までどうであったとしても、これから先の人生を考えましょうよ。希望を持って、やりがいを持って、生きがいを持って生きられるように。多くの人に勧めているのは大学へ行くことです。通学できなくても通信制へ行ったらどうですか?もちろん、仕事もしましょう。それも、今までの行きがかりを捨てて、ほんとに自分がやりたいということをする。それから、趣味じゃなくて道楽をする。趣味と道楽は金のつぎ込みようが違う。お金をつぎ込んで遊ぶ。お金をつぎ込まなくても命をつぎ込む。ロッククライミングとか。そうやって、自分が生きているなという実感を大人が持つことが大事ですね。戦前は、「お国のために頑張りましょう」と無理やり生きがいを上からくれたけど、今は自分の力で生きがいを作らないといけない。それを作ること。何のために生きているのかわからんという惰性で生きている親の子どもは、つい惰性で生きるでしょう。
 2つ目は親が張り切りすぎている。親が生きがいに燃えすぎて、バリバリ働いてバリバリ喜んでいて、子どもは「とてもああはなれない」と思っている。これも具合が悪い。子どもを作って家庭を持って生きているということは、家庭の中で良いコミュニケーションを持って明るく楽しく暮らすという責任がある。たとえコンドームに穴が空いていてできた子どもであっても、やっぱり自分たちが作ったんだから、その子たちと良い家庭を作る責任がある。良い家族の雰囲気を作る。そのために仕事とか趣味とかのエネルギーの一部を家庭に回さないといけない。
 スッカラカンで何も考えいない親と、考えすぎて飛びすぎている親だと、子どもたちは生きがいを失う。だから、生きがいを持って生き始めるか、もうちょっと落ち着いて家の中で暮らすかしてください。(野田俊作)

編集・削除(未編集)

ロケットBBS

Page Top