MENU
165,333

スレッドNo.969

英文雑誌    野田俊作

病院
2002年10月24日(木)

 大阪市内の循環器専門病院に受診した。循環器内科と心臓血管外科しかないという、極端に特化した病院だ。待合室は年寄りばかりで、しかもかなり容態が悪そうだ。診察室から漏れ聞こえてくる話も、ペースメーカーだの心房細動だの心筋梗塞だの、物騒な単語が散りばめられている。私なんか、元気で申し訳ないくらいだ。
 10時の予約で、9時半に病院に入って、診察までに心電図と胸部レントゲン写真を撮った。実際に診察室に入ったのは11時だった。丁寧に診る先生で、時間が遅れがちになったのだ。しかし、私の場合は、そう時間をかけてくれない。まあ、そうだろうね、この程度の病気では、この病院ではまったくの軽症なのだ。先生がおっしゃるには、「心電図と症状から見て、まず命に別状のあるタイプの不整脈ではないでしょう。しかし、念のために検査をしておきます」ということだった。検査予約が混んでいて、11月下旬まで検査できない。次回の診察は12月初旬だ。
 「運動してもいいですか?」と聞くと、運動しても不整脈が悪化しないなら、してもかまわないが、念のために検査結果が出揃うまでは過激な運動はやめておいたほうがいいということだった。くそっ、山登りができない。ということは、11月のはじめに予定している歩き遍路に行けない。まあ、行けても、今のように不整脈の数が多くては、ちょっとしんどすぎると思うが。
 薬も、検査結果が出てからということで、どうしても苦しい時用の頓服薬をくれただけだった。しかし、1月以上もこの心臓をかかえて生きるのかね。ま、主治医と相談して、病院には無断で抗不整脈剤をもらおう。そうしないと、とてもたまらない。
 病院受診というような辛い試練にはご褒美が必要だと思って、近くにある楽譜屋さんでオペラ『トゥーランドット』のピアノ伴奏譜をみつけて買った。1月にポーランド国立歌劇団の大阪公演を見にいくので、予習しなければね。次回受診時も、なにか無駄遣いをしようっと。



英文雑誌
2002年10月25日(金)

 論文を書くたびに、The Journal of Individual Psychology(個人心理学雑誌)というアメリカのアドラー心理学関係の雑誌の過去20年分を見て、関係のある論文をコピーする。今回も、10報ほどの関連論文があった。数日かかってすべて読み終えたが、これをネタに論文を書いて出版社に渡して、たぶん6万円くらいだ。あまりいい商売じゃないな。
 この雑誌は、創刊号以来のほとんどすべての号を持っている。1945年の創刊から25年分ほどは、リプリントされたものが一括発売されていたのを買った。1982年からは定期購読している。この間の10年余りの分については、手に入る限り手に入れたが、それでもすこし欠号がある。実際上はあまり不便がないが、なんとか手に入れたいと思っている。しかし、何十年も前の雑誌なので、方法がない。出版元にも問い合わせたが、在庫はないそうだ。
 アドラー心理学の研究者は楽だ。この雑誌と、ドイツの Zeitschrift fuer Individualpsychologie(これも和訳すると個人心理学雑誌)と、日本アドラー心理学会の『アドレリアン』を読んでおけばいいのだから。そう思うのだが、このごろの若い学者は外国語が不得意みたいで、独文はもちろん、英文も読もうとしない。だから、誰も借り出しに来ない。おっと、こういうグチはオジン臭いな。



元気に暮らす
2002年10月26日(土)

 元気に暮らしてみることにした。不整脈はまったく同じように続いている。時には正常な拍動2つに対して1つで三拍子のメヌエット、時には3つに対して1つで四拍子のガヴォット、時には変拍子で現代音楽と、延々と変奏曲が続いている。安静にしてもよくならないし、運動しても悪くならない。それならと「山岳会ペース」の早足歩きをしてみても、特に息切れが悪くなるわけではない。じっとしていても息切れがよくなるわけでもない。さまざまの薬を試しても、マシなったような気が一時はするが、また悪くなる。それなら、気をしっかり保って元気に暮らせばいい。そのほうが、すくなくとも気分的には楽だ。
 今日は朝から広島県福山市へ出張して講演してきた。3時間半喋り続けたが、そうひどいことは起こらなかった。事情を知らない聴衆には元気に見えたんじゃないか。福山のお世話役さんはお酒がお好きなので、いつもは終わったあと夕食がてらおいしいお酒をいただいたりするのだが、今回は終わってすぐに帰ることにした。体調の問題もあるけれど、仕事があるのでね。明日のアドラー心理学基礎講座のためのスライドを作らなければ。
 論文のほうは、往復の新幹線の中で文献を読んで、構想は完全にまとまった。明日は忙しいので、月曜日に一気に2報書いてしまおう。火曜日はカウンセリングがあるので論文には手がつかないだろうが、水曜日にもう一度見直して、その日か、あるいは木曜日にメールで送ればいい。

編集・削除(未編集)

ロケットBBS

Page Top