セレブではありません
社交界やメイドと一切関係ない、一般人のはわゆーです。
鏡、もっと小道具で使って下さい。
早くも第一回夏、な感じの今日この頃ですが、着る服にも悩んでしまいますね。
暑いと衣服のボリュームが減るので、最近はボリュームのあるスカートやパンツを選んでいます。
コレ、脱いだ時に簡単にズリ落ちちゃうんだ?
ってのをヒントに何故かネタが浮かんだので書きました。
『何の合図?』
語「これは私が長年の疑問を、身をもって知った時のお話し」
一室で勉強道具やお菓子を広げ、2人の女の子が談話している場面が映る。
語「私とAちゃんは、小さい頃からいつも一緒。
親が同級生で、家も近所。
そんな環境で育った私たちは、姉妹のような関係で過ごしている」
部屋のドアをノックする音。
Aのママが入って来る。
Aマ「Aちゃん?ちょっと…。
あら?Bちゃん?来てたのね?」
B「こんにちは、おじゃましてます」
語「Aちゃんのママは、いつも穏やかな笑顔の素敵な女性。
小さい頃からの私の記憶には、Aちゃんのママはいつも優しく微笑んでいるイメージしかない。
でもこの日、私は初めてAちゃんのママの違う表情を見る事になる」
Aマ「Aちゃん…?」
挨拶の後、AママはAの名前を呼ぶと、膝の上をポンポンと叩く仕草をする。
語「そう、コレ。この合図。
私が小さい頃から疑問に思っていたのは、Aちゃんのママのこの合図だ。
もうお開き、遊びは終わりと言う合図かと、ずっと思っていた」
Bは軽く上目で、Aの表情を覗くように視線を向けた。
語「何の合図なのか、ずっとわからなかった。
わかる事は、この合図の後、Aちゃんの表情は青ざめ、決まって何かを取り繕うような行動をする」
A「…あ…、あ〜、そうだ!
ママ?今日Bちゃんウチに泊まるって!」
B「え?…そう?なの?」
A「ほら?見たいって言ってたあの海外ドラマ。
配信が始まったから、今日は一緒に見るんだよね?ね?」
B「…?あ〜…?そう…だね?」
Bは言われるまま、話しを合わせる。
Aマ「あらそうなの?
じゃあ、ママ夕飯の買い物に行くから、2人とも留守番お願いね?」
そう言ってAママは部屋を出て行く。
そして2人は何事も無かったように談話の続きを始め、一旦画面が落ちる。
画面が変わると、2人はパジャマ姿。
タブレットで海外ドラマの画面を食い入るように見ている。
A「あ〜、面白かった〜」
B「…う〜ん、私もう眠いよ〜。
一気に全部見なくても良かったじゃん?」
A「あ、私トイレ行って来る。
先に寝てていいよ」
連続でドラマを見た疲れで、Bは寝床に飛び込みまどろんでいる。
Aは明かりを消し、部屋から出て行った。
そのままBは寝落ちするつもりだったが、しばらくして、部屋の外の騒がしい音に気付く。
B「…うるっさいなぁ…。何だろ?
おばさんとAちゃんかな?」
離れて聞こえる声は、何やらもめているようだった。
Aマ「いい加減にしなさい!
誤魔化そうったってダメだからね?!」
A「ヤダ!Bちゃん居るのに!」
Aマ「合図したんだからわかるでしょ?!
ほら!ママのお部屋にいらっしゃい!!」
A「や、ヤダヤダ!いやぁ〜!!」
そのまま騒がしい声は遠ざかって行った。
変なタイミングで目が冴えてしまったB。
B「…ん…、トイレ…」
もよおしたBはトイレに向かう為に部屋を出る。
画面が切り替わり、トイレを済まし出て来るB。
B「…ふぅ…。?…ん?…何?」
その時、家の奥が騒がしい事に気付く。
眉をひそめ首を傾げるB。
それが気になり、騒がしい気配を辿って家の奥へ向かった。
B「…ここ?…おばさんの部屋?」
気配の先、部屋のドアが少し開いていて、暗い廊下に明かりが漏れていた。
そして、明かりの隙間からBが部屋の中の様子を見ようとした時だった。
パァンっ!!!!!!
突然の乾いた大きな音に、Bは思わず仰け反った。
B「え?え?なに??」
再びドアの隙間からBは部屋の中を覗き込んだ。
その視線の先には、毅然とした態度で手の平を振り下ろしているAママの姿があった。
B「………?!」
初めて見るAママの表情に、Bは息を呑んだ。
笑顔ではない、明らかに怒っている顔。
そして睨み付けているAママの視線の先、手の平を振り下ろしている先には…。
A「…あ゛ー!!イタイ!!
もうヤダ!!ごめんなさいぃ!!」
B「…A…ちゃん?」
柔らかいAのお尻が、Aママの手の平と共に弾ける。
そこにはお尻を叩かれているAの姿があった。
思いもよらないその光景に、Bは思わず口を手で覆い、床にヘタリ込んでしまった。
困惑した頭が整理出来ないまま、視界に再び飛び込んで来た光景に驚愕する。
膝が震えるBの視界には、AママがAのパジャマの腰の辺りに手を掛ける光景。
緩いゴムのパジャマは簡単に剥がされ、そのまま自然にAの足首までズリ落ちて行った。
A「?!あ゛ぁー…!!ヤダぁー!!
なんでぇ?!!ごめんなさいしたのにぃ!!」
お尻から足首まであらわにされ、女の子にはあまりにも惨めな格好で、大声でAは泣き崩れた。
Aマ「わかってるよね?
お尻ぺんぺんです」
部屋の外でヘタリ込んだままのB、Aママの言葉で咄嗟に自分のお尻を手で庇うように覆った。
そしてそのままBは、Aのお尻が腫れ上がるのを見続ける事しか出来なかった。
やがてお仕置きが終わったのか、Aママ知っている笑顔に戻っていた。
そしてその笑顔のまま呟く。
Aマ「Bちゃん?こっちにいらっしゃい?」
一気に背筋が凍るB。
おずおずと部屋のドアを開ける。
そのまま次の一歩が出ず、膝が震えているのがわかる。
笑顔のまま、Aママは膝の上をポンポン叩く合図をする。
Aマ「Bちゃん?こっちに…、
いらっしゃい!!」
呼び掛けとともに、Aママの表情は知らない怖い顔になる。
語「…あぁ…、わかった。そうなんだ。
その合図はそう言う事だったんだ。
小さい頃から、この合図の後、
Aちゃんはお尻ぺんぺんされてたんだ。
…そして私も、…今から…」
カメラはAママの膝に乗るBの視界を映し終わる。
って感じです。
特にお仕置きの理由には触れず、お仕置きの合図にだけ焦点を当てて書きました。
このままBもお仕置き、と話しを伸ばす事も出来ますが、ネタとしてはここまでで完結です。
自病が熱中症のはわゆーでした。
じゃまた。
はわゆーさん、こんにちは。
新ネタありがとうございます。発送が新鮮で興味深く拝見しました。いつもありがとうございます。