…このタイミングよ。
いつもタイミングの悪いはわゆーです。
…ホント毎回採用していただき申し訳ない。
懲りずにお付き合いしていただける運営様に感謝しかありません。
演者さん達からクレームあったら教えて下さいね?
教育プログラム、公開まで楽しみにしています。
ってなワケで、前回お伝えしたシリーズ物が上がったので参上しました。
…このタイミングが毎回悪いんだよなぁ。
『不思議な露天商〜ウソいつわリップ』
A「…ん〜?
いや、フツーのリップだよね…?」
部屋で机に肘をつき、指先でリップを転がす女の子を背景に、女の子の語りが入る。
A語「今日、下校途中に変な露天商からこのリップを買った。
と、言うより、半ば強引に買わされた」
画像が変わり、不気味な露天商の姿が映る。
フードを深く被り、不適に笑う口元だけが見えている。
商「コレは
『ウソいつわリップ』と言ってね?
使うと驚くくらいに嘘が出て来るのさ。
なぁに…、コレを信じるか、信じないかは大した問題じゃない。
…要はどう使うかなのさ…」
再び女の子の部屋が映る。
A「…そんなのある訳ないし。
ってか高かったし…。
もうお小遣いないよ…」
ブツブツ文句を言っていると、部屋をノックし、財布を持った母親が入って来る。
母「Aちゃん?
夕飯の買い物行って来るから、留守番お願いね?」
A「は〜い」
母「…?あ、そうだ。
この前テストとか言ってたよね?
どうだったの?」
マズイ、そんな表情に女の子の顔が曇る。
もちろん結果は良くなかったのだろう。
A「…あ〜?はは…。
テスト?…テストねぇ…?」
しどろもどろの女の子。
無意識にリップを唇に引いた。
すると、意としてない言葉が勝手に出始める。
女の子は心の声で葛藤する。
A「え?ママ?
テストって2ヶ月も前の話しだよ?
もう見せたよね?」
A心「(…え?はぁ?!
ちょ…、ちょっと。私そんな事…?!)」
母「え?そうだった?
そっか…、じゃあ勘違いね」
え?何で?と言うようなAの表情。
だが、意とせず出る言葉はそれだけでは終わらなかった。
A「あとママ、…お小遣いなんだけどさぁ」
母「え?この前あげたばかりじゃ…?」
A心「(ちょっと!待って待ってぇ?!)」
A「え?まだだよ?
この前は来週まで待ってって言ってたじゃない?」
A心「(違う!違う!
そんな事言ってない!!ダメだって?!)」
母「…あ〜、そう?だった?
最近忙しかったから、忘れてたのね。
ごめんなさいね?
最近物忘れが増えたみたい」
母親は財布からお金を渡すと、買い物に出掛けて行った。
その背中を見送る呆然とした表情の女の子。
A「?…何で?
勝手に…、言葉が出て…」
驚愕した表情を浮かべ、リップを見つめる女の子。
一旦画面はフェードアウトする。
画面が変わり、女の子は罪悪感に駆られ、部屋で俯いている。
A「…ママが帰って来たら、ちゃんと謝ろう」
やがて足音が近付き、部屋をノックし、明らかに怒った表情の母親が入って来る。
母「…Aちゃん?どう言う事?
さっきスーパーでBちゃんのママに会ったの。
やっぱりテストあったよね?
A「…ママ、あの…。…ご、ごめ…。
あぁ、Bちゃん?塾のテストでしょ?」
A心「(えぇ?!な、何で?!)」
素直に謝ろうとした途端、また意としてない言葉が勝手に口から出て来る。
A心「(…そんな、違う、違うのママ!!)」
A「また勘違い?
もう、いい加減にして欲しいなぁ」
A「(?!。違ーーーうっ!!)」
母親はその言葉に、呆れたようにため息をつく。
母「…やっぱり嘘なのね?
スーパーで会ったのはBちゃんのママじゃない。
Cちゃんのママよ?!」
A「…あ」
母「嘘つき!お小遣いもそう!
やっぱりこの前あげたばかりじゃない!
…どうしてそんな嘘ばかりつくの?!」
母親の方が一枚上手だった。
追い詰められた女の子。
母親は辛い表情で女の子に問い掛けた。
母「…ねぇ?Aちゃんが小さい頃ね?
寝る前にジュース飲んでないって嘘ついて、おねしょしちゃったの覚えている?
それでどうなったか忘れちゃった?」
A「…そんな、小さい頃の事なんて覚えてないよ?」
母「…そう?じゃあまた教えてあげないといけないのね?」
母親はそう言うと、Aの腕を掴み上げ、力任せに膝に乗せた。
母「嘘つきはお尻ぺんぺんです!!」
言い放つと同時に、母親はAのお尻目掛けキツイ一撃を振り下ろす。
乾いた音が部屋に響く。
Aは素直に謝ろうと、何度も叫ぼうとした。
しかし、口から出るのは謝罪ではなく嘘ばかり。
私じゃない。ママの勘違いだ。何も悪い事はしていないと…。
丸出しのお尻は真っ赤に腫れ上がり、無惨に震えても、Aの口からは最後まで嘘しか出て来なかった…。
そのままAの語りで画面はフェードアウト。
A「あのリップは嘘がバレない訳でも、人を騙せる訳でもなかった。
…ただ、嘘つきになるだけのリップだった。
それから、あの露天商には二度と会う事は無かった」
最後に再び露天商の姿が映る。
露「コレを信じるか、信じないかは大した問題じゃない。
…要はどう使うかなのさ…」
ってな感じです。
ちなみ3部作です。
またネタ出しに来ますね。
じゃまた。
はわゆーさん、こんにちは。
「秘密の教育プログラム」公開いたしましたがいかがでしたでしょうか?ご感想などいただけますと幸いです。新ネタもありがとうございます!