お菓子と記憶力
さきほど、ぴんぽーん♪と何かが来ました。
母方の伯父から何かが届きました。
弟が開けたら箱の中にはお菓子らしきものが並んでいました。
そのひとつをつまみ上げた母、「楠木正行まんじゅうだって!」。
弟「誰」
母「偉人よ」
弟「異人?」
母「偉人。偉い人だってば。くすのきまさつら」
私はそれを隣で聞いているうちに頭の中に何かが出てきました。
私「…とくとく帰れふるさとへ?」
母「それよそれ。青葉茂れる…。というか、あんた、すごい記憶力ね」
私「なんか突然出てきた」
それから母と二人で歌ってみました。若干怪しい感じではあったのですが、
私のほうがたくさん覚えてました。
母が「なんじ」と歌ったのも私が「いまし」と直したりして。
なお、1番には名前は出てきませんでした。あとで出てくる父親と息子の名前も、
『まさしげ』と『わが子まさつら』しか出てきません。くすのきなんて知りませんでしたよ。(汗)
私、なんでこういう妙な記憶力があるのに、歴史の点数は悪かったんでしょうねえ。
日本史はまあちゃんとやらなかったからともかく、
世界史なんて、高校生のときクラスでビリ(しかもめちゃくちゃ点数が飛んでビリ)だったのに。
外大に受かったときに、高校に行って(以前コーラス部の顧問でもあった)M先生にそれを報告したら、
先生はしばらく絶句して、「よく受かったな…」。数秒後、「あっ、おめでとう」。
このM先生には私はかなりかわいがっていただいていたんですが、なにしろ世界史の先生で、
上に書いた「クラスでビリ」のとんでもない成績を期末試験か何かで取ったときに世界史を
教わっていた先生でもあるんです。東京外大の二次試験は英語と世界史でしたから、先生としては
絶対無理って思ってたんでしょうねえ。(笑)
なお、大人になってからもこのM先生は時々「今度これ出した」と新しい著書を次々と贈ってくださいました。
「これ読んで勉強しろ」ってことだったんでしょうかね。(汗)
面白いものも多いので、そのうちHPで紹介しようと思ってます。
なお、ぴんぽーん♪が鳴った瞬間、母は別の和菓子を弟と半分ずつ食べようとして
ナイフを入れているところでした。私の生徒さんが奈良で買ったおいしいお菓子です。
お菓子がお菓子を呼んだんでしょうか。(笑)