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スレッドNo.233

地震

日本では震度のほうがメインで報じられるし、体感としてもそちらのほうがわかりやすいのですが、
よその国はマグニチュードだけなので(一応スペイン語圏でも日本の震度に近い感覚のやつはあるのですが、
普段ほとんど使われません)、アメリカ東部の地震のマグニチュードをさきほどネットで見て、
間違いじゃないかと二度見しました。
なるほど、そういうことなら、アメリカ在住のアルゼンチン人夫婦が、日本のちょっとした地震でも
毎度毎度あわててメッセージを送ってくるのもわかります。震源の深さとか、海底なのか陸地なのかとか、
いろいろ組み合わさっての被害なので、マグニチュードだけではピンとこないところがあります。
もちろん、人口が多いところと少ないところでは被害の大きさは違います。地盤の頑丈さとか建物の頑丈さとか、
いろいろ考えないといけませんしね…。

昔、チリで結構大きい地震があって、日本でそのニュースを知って、わあ大変、と続報を検索したら、
そこが超ド田舎だったので、大きさの割に被災者が…2人だったかな、そんな感じで(安心はしたけれど)
なあんだって思ったことがあります。

チリでは大きめの地震を terremoto と呼び、小さめのは temblor と言葉を分けているのですが、
どのあたりにその分かれ目があるのかは習ったこともなく、あるとき友人(日本人)のご主人が
日本にもしばらくいた方だと知り、彼に尋ねたら、「日本で言う震度4あたりが分かれ目」と
教えてくれました。

一度、私がチリに遊びにいっている間に宮城あたりで地震があり、ニュースをつけたら、
「体育館の屋根が落ちてきた」という解説と同時に体育館内部の映像が映り、
「うん、体育館の屋根が落ちるくらいだから、これは完全に terremoto だな」と
スタジオの皆さんがコメントされてました。(なんとなくアバウトな気が…。(笑))

なお、チリやペルーなど、南米の太平洋側の国や地域では、少々の地震があっても皆さん平気です。
アンデス山脈の反対側、ブラジルだのアルゼンチンだのになると全然違って、日本に長年いる人でさえ
このあたりの出身の人たちは大騒ぎです。(アルゼンチンなんて、3.11のときは大使館員が怖がって
皆さっさと帰国してしまって、残った日本人スタッフが総出で東北に電話して一人ひとり安否確認を
したらしいので…。)スペインも大きな地震は50年に1度くらいしかないらしく、スペイン人も
精神的に地震には弱いですね。ちなみに上に書いた terremoto と temblor ですが、どうやらスペインでは
そういう「使い分け」はしていないみたいです。

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