感想
野の風の感想。
赤とんぼ幼なに止まり我に来ず(新之助)
新之助さんの句は童謡のように聞こえてきます。良いですね。
四世代手花火に湧く湖の宿(泉也)
8月は関西では、7月では関東 花火はそれぞれ季語として違って使用されていると知りました。此の句は世代を超えて集まった人々が花火で先祖を供養している様子にも見えてきました。
夜を徹し踊りしことも遠き日に(てつを)
下五の「遠き日に」に若き日のすべての思い出が詰まったいるように思えた。
戦死せし叔父は独身墓洗ふ(アイビー)
私ごとですが私のの叔父も同じように独身で戦死しました。墓には軍服を着た写真が いつも飾られて言います。