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スレッドNo.1102

自作あれこれ

新之助さん
ご苦労さんでした
いつもの泉也の自作あれこれです

身に入むや人間魚雷出でし浜
今回の兼題が「身に入む」それで浮かんだのが今年戦後80年、昔鹿児島へ特攻の慰霊の旅を思い出し詠みました。指宿マラソンのコースの傍にひっそりと慰霊碑があり、そこにお詣りをして涙しました。今の若者にとって「人間魚雷」って何?でしようね。よくも戦後80年今年92才まで生きたと感謝をこめて詠みました。

秋の雨浴びつつ入る露天の湯
先月若狭へ釣りを兼ねて旅した時の句です。釣果は雨で駄目でしたが温泉にはゆっくり入ることが出来ました。
この句「浴びつつ」が一寸ですね。ほかに何かと考えたのですが駄目でした。

枝豆の丹波の香り口に入れ
この時期枝豆を食べるとふるさとを思いだします。昔・昔母に「田んぼの畝の枝豆を三本抜いてこい」と言われ抜いた来たのを母が茹でてくれ食べた。黒豆でした。丹波黒豆はその当時有名ではありませんでした。
「丹波の香り口に入れ」私としてはうまくできたと喜んでいます。

異国人行き交ふ嵯峨は竹の春
テレビ見ての発句、季語竹の春初めてです。人力車に乗った異国人が竹藪の中の道を往く風景です。
人力車と嵯峨どちらを入れようかと迷ったのですが、関西では竹と言えば京都の嵯峨なので嵯峨を使いました。
アイビーさんこの句の感想有難うございました。嬉しく拝読しました。
久に訪ふ丹波綾部は柿の秋
私、訪問していません。丹波の妹よりのメールと写真を見ての句です。この句ふるさと綾部をどうしても入れたく「丹波綾部」としました。ふるさと綾部は今過疎化がどんどん進み、鹿と猿の遊び場となり寂しい限りです。

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