感想 次回幹事
野の風です。
野の風の感想です。
年賀状互ひの生の証しとも (新之助)
ある年齢になると、年賀状の交換がお互いの生きていることの証となりますね。
それと同時に交換が出来なくなった亡き人のことがしみじみと意識されます。
大銀杏風の意のまま黄を降らせ(泉也)
大樹の銀杏の葉の風に吹かれて舞う様子は圧巻ですね。地面も黄色に敷き詰められます。黄を降らせが良いと思います。
写真を見て気のついたことですが、散って舞う銀杏のは葉はすべて葉の根元を下にしいることでした。
先を行く何かの気配落葉道 (てつを)
落葉路の先に何かの気配がして見上げたら、何が見えたのだろうか。赤い傘を差した女の人だろうか。
そんな風景の写真を添付しました。
鯛焼に妻の機嫌の直りけり(アイビー)
機嫌の悪い奥さんのために奥さんの好きな鯛焼きを買ってくる旦那さん、それを食べて機嫌を直す奥さん。ほほえましい俳句ですね。
それから次回「冬の句会」幹事どなたかにお願いしたいのですか。新之助さんどうですか。良ければひきうけてもらいたいのですが。