MENU
65,657

スレッドNo.233

自作あれこれ

てつをさん 泉也です。
句会幹事ご苦労さんでした。皆さんが交代で幹事やつていただけるお陰で今まで俳句わやって来れたと感謝しています。これからもよろしくお願いします。
いつもの泉也の自作あれこれです
一粒を十と卒寿の年の豆
この句と次の句、冬の最後の日、2月3日節分の関連季語、沢山の関連季語があるのに驚きました。
私今年90歳、どうしても自分が90迄生きてこれたのを自慢したくなり、こんな句を詠みました。

鬼となる保育士目掛け豆を撒く
この句実は今から20数年前、老人ホームのボランティアしていた時、必ず節分には鬼役をやってました。そのことを詠みたかったのですが、うまくまとまらなかったので、保育園の園児が豆を撒いてる風景にしました。下5「豆を撒く」を「豆を打つ」としたかったのですが、「豆を打つ」は季語としては弱いと思い「豆を撒く」としました。

残雪の日溜りに猫動かざる
この句昔昔の丹波の山奥で小学生の時よく見た情景を詠みました。その時分どの農家でも、鼠退治のため猫を飼っていて、藁屋根から落ちた雪の塊の側で猫が日を浴びてじっとしている情景です。「動かざる」が利いているかが問題。

「小諸なる古城のほとり」草萌ゆる
この句藤村の「千曲川旅情の・・」の詩の本歌取りをして詠んだ句です。昔学校で教えられ、私の好きて知っている唯一の詩です。草萌ゆるとぴったりと思ったですが、投句してから、ちょっと密着し過ぎと思ったり。また本歌取りの良し悪しもありますね。

草青む遊具の手入れ余念なく
散歩の途中で見かけた情景、毎年この季節になると公園の遊具の点検・手入れをやっておられる方がおられます。
私が覗いているのを気にもせず、懸命に手入れされていて、こんな職人さんのお陰で子供たちが遊具で遊ぶことが出来るのだなあと感じた次第。俳句としては類句が沢山あると思います。

引用して返信編集・削除(未編集)

「小諸なる、、、」の句は私が特選に取らせていただきました。密着し過ぎと言われておりますが、本歌取りは読み手にも本歌取りと分らせなくてはなりません。さもないと剽窃になってしまいます。その意味で密着し過ぎと謙遜なさることは全くないと私は思います。

引用して返信編集・削除(未編集)

このスレッドに返信

このスレッドへの返信は締め切られています。

ロケットBBS

Page Top