自句あれこれ
野の風です。
てつをさん、幹事ご苦労さんです。
野の風の自句あれこれです。
こぎん挿す乙女のゆびや春炬燵 (野の風)
江戸時代、津軽の農民たちは麻の着物しか着ることが許されなかった。長い冬を少しでも快適にやり過ごすため、保湿と補強のため 、麻布に木綿の糸で刺し子を施すようになりました。やがて「津軽こぎん刺し」として受け継がれて今日に至っています。 添付した写真は娘が挿したものです。
節分や鬼祀る村静かなる (野の風)
私が生まれた集落では農業の神として鬼が祀られています。昔、鬼が灌漑して山から里へ水を引いてくれたと言われています。鬼神社がありあがめられています。
節分にはしたがって豆まきは有りません。村は静かなのです。