泉也の自作あれこれ
てつをさん
夏の句会お世話有難うございます。お陰で愉しませてもらっています。
いつもの泉也の自作あれこれです
臥す妻に送り語らふ団扇風
今妻は逝って一人ですが、兼題が「団扇」とでて思い出した情景を詠みました。
投句してから中七「語らひ送る」とすればと。後の祭りでした。
曇天に紅の燃え立つ夾竹桃
句意は明確なのですが、燃え立つが一寸オーバー表現でした。海沿いの道に咲いている夾竹桃をペタルを漕ぎながら眺めた景色です。その時「燃え立つ」と感じたものですからそのまま詠みました。
平凡が一番なりと缶ビール
90を超え平々凡々に暮らしている自分を詠んだ句です。夕食時、毎日缶ビール1本。ただし糖質ゼロの缶ビール。
こうして気楽に毎日過ごせるのを喜んでいます。
炎昼や問答無用高鼾
この所高温多湿の毎日、知らぬまま寝ていていて鼾している自分です。
この句も投句してから全て漢字にすればと思いました。上五「炎昼や」を「炎天下」と。
平竿の秀先見つめる波止は夏
この句も昔の自分です。自転車で20分ほどの波止に良く行きました。浮釣りでなく、脈釣りなので秀先の微妙な動きを見つめている状態をよみました。下五「波止は夏」これうまくできたと私は思っています。
処でてつをさん、18番の句 結果発表の欄、誰かの◎が抜けているのか、それとも点数まちがいなのか、点数と選者の数が合っていないと思うのですが、一度調べてくれませんか。よろしく。