アニメ「じいさんばあさん若返る」
「じいさんばあさん若返る」
第5話「ばあさん、記憶が若返る」
https://anicobin.ldblog.jp/archives/61477829.html (あにこ便に変更しました)
原作の内容を覚えていなかったので、新鮮な気持ちで見られて良かったです。今回はガチで深い回だったでしょうか。正蔵さんとイネさんの積み重ねてきた絆の強さを実感させれられました。
不穏な始まり方でしたが、それぞれのリアクションが実に良かったかと。正蔵さんは記憶を取り戻させようと焦ってあれこれ説明したり悲しみを露わにしたりすることなく、イネさんは「信じられない」と拒絶したりせずむしろ自分から挑発するように「もう一度惚れさせてみてください」ですから。
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そしてイネさん、正蔵さんの優しさにかなり早い段階でデレた感じだったでしょうか。一緒に暮らしていて正蔵さんがちゃんと気遣いのできる人だと知ったのは大きかったことでしょう。せいぜい終戦ごろの価値観で見ているイネさんにしたら、家事を分担してそれをひけらかさない男性というのは相当新鮮であったことかと。しかし、昔は料理とかやらされそうなところ、使用人がやってくれていた、とかガチでお嬢様だったようで。
そして同時に、やはり消し切れない積み重ねた感情が心に沈潜していたのかどうか。
そういった感情を認めることなく、すねたり「減点です」を言ったりするのが可愛かったかと。神社で過去を再現したときなどは、ほぼ陥落していてのツンデレだったと思います。
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子どもや孫との対面では、真相を話しても良いのでは?と思いましたが、イネさんにはちゃんと「子どもにを心配させないのが母親の務め」としっかり考えているのが好感でした。
そして、やはり血縁の故か不思議とストンとイネさんの心に収まったものでしょうか。のみならず、営業成績が上がらず会社の経営も危うい状態の息子に対して描けた言葉は、実に母親らしく慈愛に溢れたものだったかと。このあたりは、何度も採り上げたことのあるのび太の祖母を思わせます(ところで、ウィキペディアには「のび太のおばあちゃん」という項目までありました。よほど人気キャラなのかどうか)。
未乃のことをすぐに受け入れるあたりのメンタリティーも、のび太祖母と似ているでしょうか。
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https://twitter.com/trapezohedoron/status/594147549851713537
(分割します)
「じいさんばあさん若返る」
第5話「ばあさん、記憶が若返る」
>途中で現代の様々なことに驚いたり、変わらないことで安心したりも楽しかったです。醤油さしに感心していましたが、あれは通産省(当時)の「グッドデザイン賞」を受賞した品ではないかと。
貼り付けていただいているリンク先の通りに、本当にタイムトラベラーと変わらないような、今回のイネさんだったでしょうか。
>ラップを引っ張り出したり人参をピーラーで削りまくったりしていましたけれど、きっとティッシュも面白がって引っ張り出しまくっていたのでは。
このあたり記憶を無くしたイネさん、正蔵さんには悪い気はするけど視聴者としては楽しく見れたでしょうか。
>「ライスカレー」という言い方に何となく世代を感じました。個人的感覚ですが、今はあまり言わないような。
このあたり、ふと思って戦争前後ころのカレーライスについて調べてみますと、このようなページに行き着きました。
https://indocurryko.net/2020/11/23/rice-curry/
イネさんが現代のカレーライスが市販のルーを使うことに驚いていたとともに、具材なども含めてイネさんがイメージしていたライスカレーどのようなものだったかどうか。
ちなみに個人的な事で言えば、漁村生まれの私の母親の幼い頃の場合(たぶん昭和20年代)だと、肉にクジラ肉やトド肉を使う事が多かったとか。
>そして、やはり血縁の故か不思議とストンとイネさんの心に収まったものでしょうか。のみならず、営業成績が上がらず会社の経営も危うい状態の息子に対して描けた言葉は、実に母親らしく慈愛に溢れたものだったかと。このあたりは、何度も採り上げたことのあるのび太の祖母を思わせます(ところで、ウィキペディアには「のび太のおばあちゃん」という項目までありました。よほど人気キャラなのかどうか)。
「母さんだけど母さんじゃない」とかいう酔った中での本能的に感じた的確な表現が印象的でした。
この母親の癒しと励ましに、義明さんはどう応えて生きていくかどうか。
そして、そのウィキペディアでの「のび太のおばあちゃん」について検索してみますと。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%81%B3%E5%A4%AA%E3%81%AE%E3%81%8A%E3%81%B0%E3%81%82%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93
覚えている話もありますが、知らない話もかなり多そうで。
>もっとも、その後入院したイネさんに対する正蔵さんのストレートな告白を見れば、他所の生徒会長と副会長のような、恋愛頭脳戦が入り込む余地も無かったことかと。
それこそ白銀御行も最初からこのくらいストレートな態度を取っていれば、早くにかぐや様と恋仲になって、作品も早々に終わっていたんでしょうね。
(つづきです)
途中で現代の様々なことに驚いたり、変わらないことで安心したりも楽しかったです。醤油さしに感心していましたが、あれは通産省(当時)の「グッドデザイン賞」を受賞した品ではないかと。
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ttps://www.g-mark.org/gallery/winners/9cd6b819-803d-11ed-862b-0242ac130002
「ライスカレー」という言い方に何となく世代を感じました。個人的感覚ですが、今はあまり言わないような。
ラップを引っ張り出したり人参をピーラーで削りまくったりしていましたけれど、きっとティッシュも面白がって引っ張り出しまくっていたのでは。
そしてイネさん、お姉さんがいたんですね。もう妹のことも思い出してくれませんが、しっかり通じ合えていたのは、何とも泣けてしまいそうな情景でした。
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そしてそういうとき、正蔵さんがただ黙って傍にいたのは、「俺がいる」的な、姉の存在を忘れさせようとするようなことを言うわけにはいかなかったからでしょうか。イネさんとしては沈黙の正蔵さんに余計にほだされたようですが。
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姉妹の服装を見ていると、戦時色が濃くなる前の戦前の本当に良いところのお嬢様感があります。
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まあこれなら、田舎暮らしになれないのも正蔵さんから声をかけられても塩対応だったのも分かるでしょうか。もっとも、その後入院したイネさんに対する正蔵さんのストレートな告白を見れば、他所の生徒会長と副会長のような、恋愛頭脳戦が入り込む余地も無かったことかと。
記憶が戻る決定打は、やはり正蔵さんの熱愛だったことでしょうか。
髪が自然に白に戻っていくのは、あらためて惚れさせたというか惚れていたことを思い出した感を、上手く表現していたかと。
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最後は「あててんのよ」で〆る小技が効いていたかと。
本当に、無駄なタメやくすぐりの無い良い構成に思え、楽しかったです。