アニメ「終末トレインどこへいく?」
「終末トレインどこへいく?」
第8話「バチ当たらない?」
https://anicobin.ldblog.jp/archives/61531068.html (あにこ便に変更しました)
「脚本・絵コンテ・演出 水島努」ということで、水島監督絶好調だったでしょうか。シュールなイメージとカオスな展開とが実に楽しかったです。4人組のギスギスした関係を見せるより、こういうのを見せて欲しかったという一話でした。最後はきっちり葉香のところに話を持っていきましたけれど、ドタバタを見せまくった後でのオチしては良かったかと。
それにしてもまあ、めいっぱいぎちぎちに詰め込んだものでしょうか。
「練馬アリス」とやらのファンブックからしてページをどんどんめくってくれて、視聴者に見せる気があるのか、何度も画面を止めて解説を読みました。
「練馬アリス」というアニメ自体が真っ当な魔法少女ものとは思えない、シュール系のギャグアニメだったようですが、その中に4人組が巻き込まれてしかも本来とは違った悪の側が完全勝利目前で、それを逆転しようとするという中々熱い設定ですけれど、前後編くらいでやればまだしも、目まぐるしいことこの上なかったかと。ちゃんと法則性があることが見破れて、最後は実によくバトル展開を楽しませてくれました。
将棋をモチーフにしていたとのことで「アリス」というのは、チェスをモチーフにした「鏡の国のアリス」だったようで。元ネタの方は夢オチでしたが、こちらはかなりのピンチだったでしょうか。スピード感が凄かったので、途中でどうピンチを脱したのか謎な部分も気にしている暇がありませんでした。
危険は脱したものの、池袋の女王が葉香であることが確定したようで、これから先の道中は葉香の手先に悩まされることになるのかどうか。
アリスが消えた、と聞かされたときの晶の反応が「ガス人間第一号?」とか、昭和の東宝特撮にいきなり話が行くのが笑えました。といっても本編を見たことは無いですけど。
https://ameblo.jp/ohmss69/entry-12443917911.html
以下は余談です。今回の話の詰め込み感、全然関係ない昔のコメディ映画の評論の文章を連想しました。「我輩はカモである」という作品についてなのですが(以前にも少し採り上げたことがありますけど)。
「初見で『我輩はカモである』を理解するのはまず不可能です。たった68分の中に優に三本分を越える映画に匹敵する内容が詰め込まれた結果、難解なことが描かれているわけではないのにほとんど物語上の連続性や意味の関連が不明になり、観終えても一体何が起っていたのか断片的な悪夢のようにしか思い出せない。そんな作品です。」
https://hawkrose.hatenablog.com/entry/13169197
映画自体は、字幕付きのものがニコニコ動画に4分割してアップされています。↓こちらはその1。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm19152771
この映画は、映画レビューサイトで「一番面白かったころの「マカロニほうれん荘」を思い出しました。」というコメントがあるという、まあそんなノリの作品でしょうか。
https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?PAGE_NO=2&TITLE_NO=4921