アニメ「逃げ上手の若君」
「逃げ上手の若君」
第6話「盗め綸旨、小笠原館の夜」
https://anicobin.ldblog.jp/archives/61715997.html (あにこ便に変更しました)
綸旨は無事盗んだ、というより燃やしましたが、取り返される心配が無いのでかえって良かったかと。
時行にとっては、目的を達成した上に、隠れ鬼をする心強い仲間もできて、上々の仕上がりだったでしょうか。歴史上も人を裏切ることが無かった、とのナレーションでしたが、一方の玄蕃にしても父親から
「仮に損得抜きで仕えたい主に出会ったときは、それでも金を取れ。来世まで仕えてでもむしり取れ」
と言われたその遺言に見合う主君と出会えて、つまりは来世まで仕えるに足る相手と認定できたので、win-winの関係を築けたものかと。
一方京都の建武政権の方は、綸旨の再発行どころか発行そのものをやめてしまうという停滞ぶりで、早くも先行きが怪しくなってきました。本作の尊氏はとんでもない怪物じみた人物になっていて、これは反逆と新たな幕府の成立も既定路線になったことかと。
余談になりますが、この途方もない人物の末裔が、たいていの作品で織田信長の引き立て役ばかりやらされている足利義昭だと思うと、諸行無常を地で行ったものでしょうか。室町幕府というのは。
https://pbs.twimg.com/media/FsxH3_iaMAE61e9.png
もっとも、義昭の血統が絶えた後も、尊氏の次男の基氏の末裔の喜連川家は、江戸時代も特別扱いだったそうですから、尊氏の威光は明治に至るまで受け継がれてきたとも言えそうですが。
「喜連川藩とは? 家格は大大名並み、石高は旗本並み?の特別待遇」
https://www.mapple.net/articles/bk/15104/
「逃げ上手の若君」
第6話「盗め綸旨、小笠原館の夜」
>一方京都の建武政権の方は、綸旨の再発行どころか発行そのものをやめてしまうという停滞ぶりで、早くも先行きが怪しくなってきました。
このあたり『めんどい』の一言で一刀両断するあたり笑えるというか世間知らず、具体的には武家社会の体質というものを知らなすぎるといいか。
https://livedoor.blogimg.jp/anico_bin/imgs/0/0/0000d6a6.jpg
>余談になりますが、この途方もない人物の末裔が、たいていの作品で織田信長の引き立て役ばかりやらされている足利義昭だと思うと、諸行無常を地で行ったものでしょうか。室町幕府というのは。
ご紹介ありがとうございます。コミックの「信長の忍び」(重野なおき)のワンシーンですね。
それでも自前の領国や兵力も持たない立場としては、よく頑張った方ではあるでしょうか、足利義昭は。
>「喜連川藩とは? 家格は大大名並み、石高は旗本並み?の特別待遇」
ご紹介ありがとうございます。
天下普請やら参勤交代やらで大名というのは概ね貧乏な江戸時代でしたから、これらが免除されているだけでも相当な好待遇でしょうか。
なお、幕末あたりだと皇国史観に凝り固まった尊攘志士あたりの視点だと足利氏というのはその木像が首が晒されるほど逆賊もいい所でしたから。
https://rekishikaido.php.co.jp/detail/4827
ふと思ってこの藩が尊攘志士に目の敵にされるような事があったのかと思って少々調べてみましたが、特にそのような話に行き着くことはできませんでしたが。