斜陽にいたっている業界は、同じ症状がでる
WEB時代に斜陽状態であると言われている業界が、マスメディアです。出版、新聞、テレビ業界は、右肩下がりで売上が落ちてきてます。あと30年後には、相当縮小すると予想できます。広く見れば、人口減少に影響をうける業界は全て斜陽です。地方行政がもろ人口減少の影響をうけます。住宅建築、私立学校なども斜陽といっていいでしょう。そのような業界には、優秀な学生が入社しないし、有能な若い社員は、将来有望な業界へ転職します。ですので、斜陽業界は、ただでさえ、落ちている中で、加速度的に人材が居ない状態になって、従来レベルの仕事もできなくなっていて、スパイラル的に凋落していきます。
今回その現象が、顕著にでてきたのが、兵庫県知事選挙関連の報道です。きちんと論知的に報道すれば、間違いは起きない事例なのに、何故か、情報をアンバランスの切り取って報道してしまったので、一般人がSNSとYUTUBEの情報を頼って、自ら判断するという現象を引き起こしました。原因は、県庁記者クラブの雰囲気にあると思います。論理性よりも感情が先だったので、当事者を保護しないといけないことが最優先の報道となってしまって、偏った報道になってしまってました。多分、報道機関の本社からみると間違った仕事の仕方をやらかしたということになるはずで、地方の記者が偏向報道をしてしまったということで片づけると思います。このような事件がおきるのは、記者の質の低下が原因です。論理性が優れた記者が減ってきているので、ミスが発生しやすくなっているのが現在の報道業界ではないかと思います。その原因は、斜陽業界だからと私は判断します。斜陽業界が不祥事を起こすと社会は、離れていきますので、加速度的に、売り上げが減っていきます。NHKも今期赤字になりました。新聞社の赤字傾向はずっと続いてます。テレビ放送局もリストラしながら経営してます。若い皆さんは、そういう業界にははいりたくないと思われますが、入った業界が斜陽になった場合は、抜け出せる準備を心構えておく必要があります。