MENU
5,763

パフォーマンスを気にしていたら開発はできない


Z世代の価値観にパフォーマンスが大きく占めていると報道されてます。50年間技術開発を続けてきた経験からすると
パフォーマンス以前の話しが、開発が狙うイノベーティブな技術なのだから、スタートからパフォーマンスを気にした開発を
していたらいつまでたっても、イノベーションは起こせないと思います。
パフォーマンスの原理;ゴールがあって、価値が確定してます。それに対して、人モノ金時間をかけて到達させるか割り算するのがパパフォーマンスです。
 イノベーションは、未完成なのでゴールの価値が確定してません、ゼロ円になるか何兆円になる確定してませんので、パフォーマンスの計算はできません。ですので、パフォーマンスを気にしながら開発する仕事などは、ゴールが見えている業務なので、オペレーションに近い業務なので、開発とは名ばかりの作業というべきです。ですので、Z世代でも、イノベーションを狙い人はパフォーマンスなど気にせず、出来るか出来ないのかわからない未知に挑戦しないと、参戦もできないということになります。

引用して返信編集・削除(未編集)

X(Twitter)を使い始めて感想

2024年1月1日からブログ更新のたびにXへPOSTすることにしました。SNSは、使ってこなかったのですが、
理由1:信州MAKERSブログだけでは、更新内容を伝えきれてない
理由2:今考えていることを公開することで、自分の考えをはっきりさせることができる
理由3:世間様がどのようなコトとモノに関心があるのか、ダイレクトに反応がわかる。
理由4:開発テーマへ協力してくれる方を探す。(STAでは、スキーメーカーの技術者さんが協力してくれてます)
ついでに、息子(ピアニスト)のYOUTUBEも流してみたら、技術ネタよりはるかに多くのエンゲージメントが来てますので
音楽に関心のある人のほうが、電子工作に関心ある人よりは人口が多いことがわかります。
https://x.com/shinshu_makers

引用して返信編集・削除(未編集)

4年経過したSTAを見返して5年目を考えるーモチベーションをあげないと進まないー

スキーターンの計測をしたいという単純な動機から始まったSTAですが、4年も続いてます。当初は、板の軌跡と姿勢だけでしたが、
ここ2年は、IMUも同時計測して、板の角付け角とyaw角も測定してます。IMUが加わることで計測システムが複雑化して、システム開発に2年かかってます。どんどんソフトウェア負荷が増えていくので、データ処理はPython pandas matplotで処理することにして、省力化を図ってます。70歳近くになって、新しい言語と新しいデバイスを扱っていくのがしんどくなってきてますが、モチベーションを高める工夫をして5年目も進めようとしてます。モチベーションを高める要素
1:スキー測定は、運動をしないといけないので、老体の健康に非常に良い。
2:夏場もシステム開発のために、屋外計測を行ったりサマースキーを行うので、通年で体と頭に良い。
3:スキーテーマは、人気が無くてほとんど見る人が居ませんが、使っているIMUについては、大勢の読者が居るため、読者のためになっている現実がモチベーションになっている。
4:RTKは、関わる人口が少なく、IMUの1/10程度しか読者が居ません。世界的にもRTKの普及が止っている感じです。
結局 測量関係が一番使われているので、RTK本来の動きに計測に使われているのは農業トラクタ程度、スポーツで使っているのは世界的にも私がやっているSTA程度しかないみたいです。そこが世界でオンリーワンという意識があって、モチベーションになってます。

引用して返信編集・削除(未編集)

H3記者会見で失敗と技術者についての感想

岡田マネージャは、失敗すると技術者が育つといってました。
三菱重工の新津マネージャーは、若い技術者が、怖さを知ってよかったといってました。
私の40年間の開発部門での経験でも、失敗が次にブレークスルーのきっかけになることが普通にありました。
私のやり方は、新規の開発テーマというのは、失敗するのが当たり前なので、それを前提に作戦をたてます。
やり方は、失敗を速く悟ることです。試作なら、試作サイクルを速くするために自作で設計目的だけの簡単な試作を自作して、
評価してみて、設計意図が大丈夫か確認することで、失敗を未然に防げます。
当サイトのDIYによるコト作りとモノ作りの技を身に付けることで、技術者として、新規分野に対応することが得意になります。
失敗をおそれるために何もできないのは新規分野では素人です。新規分野は失敗するの常だから、急いで失敗しそうな点を分解分析して、実践確認することが成功のポイントです。ですので、機械系、電気系、ソフト系といわず、プロジェクトでリスクのある部分を自作して確認できるエンジニアが新規分野で成功できます。私は、30代から実践して新規分野を切ひ開いて、世界的な発明をして何兆円もの経済効果をだしたので、特許庁、発明協会から表彰され、会社からも厚遇を受けられました。

引用して返信編集・削除(未編集)

JAXA H3A 二号機打ち上げ成功を祝うー技術者として経験を追憶ー

前回から1年間失敗の原因解明と対策に携わった方々にお祝い申し上げます。
原因は、二段エンジンエキサイターの電源系の短絡にたいする保護回路のマージン設計だったとのことで、世間でよくある設計ミスです。私も、40年間電子機器製品を量産してきた経験がある中で、電源系の設計ミスでロットアウトした経験があります。
結論から言えば、「プロダクト統括者と担当部門管理者と担当者の資質に起因しますので、組織と人が違えば未然に防げる問題です。」JAXAは、あまり責任所在を表にださないですが、三菱重工の電気系部門の責任ということになると思います
しかし、正式には、発注元のJAXAのプロダクト管理者の責任であることは間違いないです。
 私は機械系なので、電気系は設計しないのですが、最終的にメカの動きを検証して、量産品として間違いないかを判断するので
その時に、異常な事象があれば、電気系技術者とともに原因究明にあたります。一緒にキャッチボールをしていくと、電源系技術者の設計の苦労がわかります。アナログ系特に電源系は、ロジック系より付加価値が小さいので、とにかくコストダウンが最重要設計目標になります。そのため、調達性とコストが安い部品を徹底的に追及した設計をします。更に、電源系の設計者は、電源設計部門に所属する場合が多く、いろいろな製品にかかわっていて、個別の製品企画にはあまり関わってない人が多いです。
電源系の設計仕様と誰が決めるのかですが、製品企画書から、全体の製品仕様書、個別系の仕様書まで、多くの技術者が関わりますので、電源系の仕様書まで落ちる間に、製品企画から見落とされる仕様もあります。そこを未然に発見するのは、だれかというと実は、機械系、ソフト、電気系にも精通しているプロダクトリーダーがやります。私の経験では、プロダクトリーダーは機械系の魏j通者が多いです。機械もソフトも電気も精通している技術者は、機械系出身者とか物理系の技術者が多いです。
 このように、プロジェクトを成功に導ける技術者は、専門だけではだめで、そのプロジェクトで必要とされる技術分野に精通していないとダメです。若い人たちは、自分はソフトだ、電気だ、メカだということで、30歳くらいまで育ってきますが、35歳以降は、担当するプロジェクトを包含する技術分野全部に精通できる技術を身に付けることが必要です。欧米と日本の技術力の違いはそこにあります。欧米の技術者は日本の技術者にく比べて守備範囲が広いです。

引用して返信編集・削除(未編集)
合計16件 (投稿16, 返信0)

ロケットBBS

Page Top