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スレッドNo.73

ブログテーマと読者の変遷<プログラミングスキルがキーとなって来た>

2017年にDIY電子工作ブログ 信州MAKERSを開始しました。
テーマの変遷は、
3Dプリンタ、ロードバイクバワーメーター、ロードセル自作、6分力センサ、スキーターンアナライザ
、IMUyaw角解析 これらにテーマを進めるために、プログラミングのスキルを上げてきました。

●chatGPTのおかげで、プログラム学習記事のアクセスが減った
 VisualStudio入門記事が一時は、トップアクセスだったのですが、現在は、ほとんどアクセスがありません。これは、chatGPTでプログラミングを学ぶ人が増えたせいだと思います。私自身もchatGPTでプログラムを学習しますので、プログラム学習は、chatGPTが最も良いので、これからは、プログラム教材関連は、不要となっていくことが明白です。プログラム本、通信教育などは、廃れていくでしょう。

●プログラムを作れる人が集まるテーマが伸びる
読者層がプログラミングに慣れている分野のテーマは、伸びてます。IMU、ロードセル関連は、コンスタントにトップアクセスですが、GNSS RTKは、4年前の半分程度まで減ってます。解析すると、アクセスしてもプログラムを作らないと先に進まないので、立ち止まったきりで終わってしまっている読者が多いです。結局、自分の思うようなGNSS RTKの使い方ができないユーザーが多いということで、GNSS RTK分野では、アプリケーションが少ないので、普及しないということです。世界的にその傾向があって、チップメーカーやボードメーカーが業務を縮小してます。

●各テーマアクセスの特徴
1:ロードバイク:自転車乗りですので、自ら作るというよりは記事を眺めるだけの読者
2:ロードセル自作:必要に迫られて、ロードセルを自作したい読者が多いので、コンスタントにアクセスがあります。ネックは、ひずみ計測アンプで、デジタルアンプで簡単で手間無しのものが無い点で、電子工作ができる人に絞られてしまう点で、手頃なひずみ測定用モジュールのニーズがあります。
3:6分力センサ:これは大学、高専生専門で、たまにアクセスがあります。
4:スキーターンアナライザ:これはスキーを定量的に解析したいというマニアックなテーマですので
記事アクセスはほとんどないです。しかし、技術的な難易度が高いので、派生テーマが人気がでてます。
以下が派生テーマです。
①3Dプリンタで作る防水ケース=>これは、スキーに基板を搭載するのに必須の技術で人気あるテーマとなってます。
②Teesy4.1の使い方=>日本ではなじみがないCPUですが、米国では電子工作業界では定番のマイコンです。M5Stack,ESP32など中華マイコンに比べて、米国のソフトウェア技術が圧倒的に凄いということを見せつけてる製品です。米国の1人のエンジニアが自分の欲しいマイコンを開発して製品化したものですが、ソフトのレベルが高くて使い勝手が簡単だけど、最高のパフォーマンスがでるように設計されてます。一度Teensy4.1を使うと他のCPUは、使い勝手と速度面で使えません。電子工作の生産性が3倍以上向上してます。


③Python:スキー滑走1本で数十MBのデータが得られるのですが、膨大すぎて、処理が大変です。1週間測定したデータを解析するのに6か月かかります。そこで、Pythonを使って処理の迅速化をするようになって、プログラム生産性が倍以上になってます。C#では、Pythonほどデータ処理に最適化されてません。
④IMU:これは、非常にアクセスが多く、ユーザーの技術レベル高いです。スマホで使われているような民生用のIMUのジャイロと磁気センサからのyaw角精度が悪いので、全てのユーザーの困り事になってます。ロボットとかVRゴーグルを使うアプリが多いです。しかし、高精度のMEMS IMUは、数十万円もするので、民生用途では、使えないので、ここ10年は、この課題は、残るとみてます。

ということで、人気がないテーマとかアクセス数を気にしないで、技術的に誰もやってないことを深く追求する活動をしたほうが、技術のすそ野が広がって将来的にサイトが大きくなると考えるようになったので、特別に、アクセス数を伸ばすということはしないようにしてます

引用して返信編集・削除(編集済: 2025年02月14日 10:50)

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