【STA25】プロテストライダー様にテストライドして頂いて一気に目標に近づいた
3月末でスキー場クローズしてしまうので、小賀坂スキーの横田様お忙しい中、よませスキー場まで
おいでいただいて、STA25システムのテストライドしていただきました。
当日は、前日からの積雪で重い雪が20cmほど硬い下地の上にずっしりと乗っていて、
一般スキーヤーが普通には滑れる状態ではありませんでしたが、
さすがに、テストライダーとして日本の頂点に立たれているお方だけあって、悪雪などなかったように
キレイなターンをしていただけました。
これだけきれいなターンをしていただいたので、データをみると、雪がたまってない下部の緩斜面では
完璧に近い模範的な滑りのデータとれました。
しかし、上部の重い雪が載っている斜面では、振動と雪がアンテナにかぶるために、RTKもIMUも不調で部分的にしか良いデータはとれませんでした。STAは、天気の良い整地を滑ることを想定して設計してありますので、本日の上部のスキーコースは、STAには、不適だったという判断です。
判った点1:ターン運動の方向角のグラフが三角形に見えるほど、良いターンでした。
三角形ということは、斜辺が直線になるということです。縦軸角度 横軸時間ですので、
傾きが角速度となります。傾きが一定だと直線になるので、角速度が等しい状態でターンをしている
ということが判りました。私などは、三角形ではなく、いびつなサインカーブになっているので
ターン弧の描くときの角速度が一定になるように滑れるのが上手いスキーヤーという法則をみつけました。
判った点2:ターン運動方向角と板の方向角差が横滑り角ですが、これは、ターンの上手い下手の基準になります。私などは、ターン中ずっと25度から35度くらいズレて滑ってますが、上手い人のターンでは、横滑り角は5度から0度でほぼゼロベースにあるようになります。その状態を作るために、どれだけの制御をしておられるのかは、板のたわみ前後比率をみれば、納得がいきました。
判った点3:たわみセンサが板の前後2か所に設置してあって、前後のタワミの比率で、スキーヤーの板のタワマセ方が手に取るようにわかります。模範的なターンでは、切り替え時点では、前たわみ状態です。その時は、板の迎え角を選んでいるの波形が僅かに上下振動します。そこから、ターンを決めにはいると前たわみからじわじわと後ろタワミに移動していきます。最後のターン終了までなだらかに後ろタワミを増加させていくのが良いタワマセ方だと判りました。ちょっとでも早めに後ろをたわませると途端に板は横滑りします。前後の荷重の仕方を微妙に調整することでターンを作るということがデータ見える化できたのは画期だと思います。
●以後
4月末から5月にかけて、システムを改善して、再度横田様にテストライドしていただいて、
高速、急斜面でのターンの模範データをとろうと思います。
https://tinyurl.com/293hxncv