ましろ「私って特に無いよね」
女子力はぶっちぎっている模様。
スキップとローファーの結月(美人の帰国子女)みたいなもん。本人は普通にしてるつもりなのに家柄含めたステータスが(本人が望んだ訳ではないが)ぶっちぎってるタイプ。
顕在化しない、言い表せない、具体的でもない、そういう曖昧で漠然とした満たされない気持ちは日常の体験の中で少しずつ満たしていくもの(自分自身の見え方を変えていくもの)でそこに特効薬はない。当然と言えば当然だけど、シビアな描写好き。
>重力の使命
昔のSFにありがちな回りくどい科学考証はご愛嬌としても、バーレナン船長の冒険記が面白い小説でしたね。人形劇のモチーフにできそうというか、冒険と科学、知的好奇心の絶妙なブレンドがいい味出してました。
秩父宮は案の定挫折。枢密院のときと同じで固有名詞多すぎ問題。別にあの時代の誰それ、アレコレに興味あるわけじゃないしなぁ。
>水星の関係図
今まで宇宙議会連合が名前だけの存在だったから今ひとつパッとしないんだけど総合すると、
・ベネリットグループ(ミオリネ達が所属するコングロマリット)が戦争シェアリング含めウザい。
・宇宙議会連合(国連みたいなもの?)的にはベネリットに首輪をつけたいので、理事会が旧オックス・アースを接収し秘密裏に地球側を支援(テロ支援)していた。
・宇宙議会連合の諜報員であるマツコ・デラックス似の人は理事会が不穏な動きをしているとにらみ捜査していた。理事会がやっていることはおそらく非合法なので内部査察しているような感じだと思われる。
・ベネリットを解体したいと思っているシャディクと理事会は利害が一致しているので内通しテロを支援。
・プロスペラ怒りの復讐(オックス・アースをぶっ潰したベネリットは当然として、死者に鞭打ち汚名を着せた理事会も当然許さない)。
・しかし復讐を成し遂げるためにはマツコ・デラックス似の人たちに茶々を入れられたくない。ので始末。
・エランの見立てによると今回の件でミオリネの株は社内的に上がる。テロを起こされグラスレー社長を拉致されたので報復は正当と思われているのかもしれない。なので総裁選的には問題ない。逆に言うと和解していた場合勝ち目がなかったことになる(グエルとミオリネの目論見がそもそも間違っていたことになる)。
・復讐計画を進めるプロスペラ的にはチャートどおり。シャディクのチャートと感情はグチャグチャ。
ってところか。地球圏全体で見たときのベネリットと宇宙議会連合の立ち位置の説明がないからよくわからんけど。ついで言うとオックス・アースとプロスペラが在籍していたヴァナディース機関は元々別組織(前者が買収して技術を吸い上げてガンダムを作った)だから、プロスペラ的にはオックス・アースも復讐の対象なのかもしれんけど。この辺の相関図、普通に視聴しているだけだとよくわかんねーよなw
なおこれらのことについて、主人公は何一つ知らない模様。