魔法つかいの続編は平常運転しそう
>伝説(伝承)との齟齬
プリンセスが祈ったら勇敢な戦士が現れた。間違ってるわけじゃない。叙述トリックってやつw
>彼我の利害の対立を調整しながら合意形成を行うプロセス
>民主主義というのは本来煩雑で面倒臭いもの
『民主主義』(西田亮介氏のエッセンス版)にも目を通しましたが、丁寧な言葉遣いと啓蒙的趣旨を取り払って乱暴に言えば「民主主義に必要なのは話のわかる奴でバカは要らない」ってことだよね。アメリカ人の半数は算数ができない。日本人の3分の1は日本語が読めない。その数字が本当なのかは知らないけど、そうであっても私は驚かない。民主主義における理想的な国民は「賢い国民」を前提にしている。けどそれに耐えられる国民って何割いるんだろうね。この意味で民主主義はインテリ思想だと思うよ。
一方、『大衆の狂気』で著者が言っていたように現代の先進国ではほとんど抑圧されるような環境にはない。にも関わらず細かいことで難癖つけたり、弱者アピールすることで優位に立とうするひねくれ者もいる。差別反対と言いながら逆差別を生む。
どんなに言葉を変えても、理念を変えても人間は人間を選別したがる。