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スレッドNo.251

カイゼリン豹変の謎は年明けに持ち越しかな?

 一人の心優しき少女の命懸けの行動により、敵対する両国に平和が訪れました、めでたしめでたし…じゃないのか(困惑)。プリキュアシリーズに限らず最近のアニメは、子供向け作品でさえ脚本がどんどん複雑化している印象を受けますね。


>咆哮をあげるノーブル

 犬山まな「あっ、ねこ姉さんだ!」


>民主主義に必要なのは話のわかる奴でバカは要らない

 序でにこれ(↓)も読んでみました。内容はこれまでの民主主義の歴史や、その時代時代での定義の変遷を振り返る、といったもので、まぁその一つひとつは仰せごもっともとしか言いようのない「崇高なる理念」を含んではいるんですが、御大も仰る通りじゃあ実際にどれだけの層が実践できるのかとなると疑問符が付かざるを得ない内容でしたね。そもそも本書によると、米合衆国の建国時においてすら、後の第三代大統領トーマス・ジェファーソンら「建国の父」らはエリート主導による国家運営を志向し、全市民の政治参加を理念として掲げる「民主主義」に対しては極めて懐疑的だったようです。
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 すでに述べたように、「建国の父」たちは大地主や、弁護士と言った知的職業に就く人々がほとんどでした。…… 「建国の父」たちが理想としたのは、「高い知性を持つ、有徳な人々」による共和国でした。人民の直接的な政治参加には消極的であり、すでに指摘したように、上院議員は州議会によって選ぶこととし、大統領を選ぶにあたっても、直接選挙ではなく、大統領選挙人を通じた間接選挙を採用しました…… 興味深いのは、このような「建国の父」たちが、民主主義に対していかなる態度を取ったかです。前述した『ザ・フェデラリスト』(注:「建国の父」たち自身による合衆国憲法案についての解説書)を取り上げてみましょう。この第10篇では、純粋な民主政が共和政と対比されています。著者たちによれば、純粋な民主政とは、市民が直接集まって政府を運営する国家です。このような国家では、人々の共通の利益や感情が協力と団結を生み出しますが、反面、多数派によって少数派の利益が犠牲にされることがあります。古代の都市国家がそうであったように激しい党派争いも起こりがちです。結果として民主主義の国家は不安定であり、個人の安全や財産権を保障することができないと説きます。

 これに対し、共和政とは代表制を取り入れた政治体制を意味します。結果として、間接民主主義を通して選ばれた少数の市民が政府を運営します。そのような市民は、国にとっての真の利益、すなわち公共の利益をよく理解しているでしょう。さらに、純粋な民主政は小国にしか向きませんが、代表制を取り入れた共和政ならば、より大きな国家においても実現可能です。このようにして『ザ・フェデラリスト』の著者たちは、純粋民主政ではなく、共和政こそを選ぶべきだと読者に奨めたのです。……

 古代ローマのところでも触れましたが、共和政と民主政を対比的に捉える伝統があるとすれば、独立期のアメリカは、まさにその典型であるといえるでしょう。少数の人々(=エリート)によって公共の利益を目指す政治と、より多くの人々の政治参加によって多数派の利益を目指す政治を対比する二分法は、現在のアメリカの共和党と民主党という二大政党の名称にまでつながっているといえます。…… アメリカ合衆国が、その建国から「民主主義の国」であったというには、いくつかの留保が必要でしょう。(本書p.103~106より抜粋)

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 小室直樹氏も『日本人のための憲法原論』の中で書いていましたけれど、二千年以上前に古代ギリシャで生まれた「民主政治」は、その歴史の大部分に亘って「衆愚政治」と同一視され、肯定的な意味合いで使用されるようになったのは漸く20世紀に入ってかららしいですからね(本書でも「ここ数世紀のことに過ぎない(p.80)」とある)。有名な話ですが哲学者のプラトンは、自身の師であるソクラテスが「アテナイの民主的な裁判の結果として」死刑宣告を受けて死んでいったことから民主主義に対して批判的となり、いわゆる「哲人王」によるエリート政治(哲人政治)こそが望ましいと主張していましたし。
 
 恐らくほんの数十年前ほどまで続いた「無条件的な民主主義礼賛」は、偶々米国主導の戦後体制下において(これ以上の共産化を防がなければならないという「危機感」にも後押しされて)日本を含む当時の西側諸国らが自国の福利を向上させることに成功した結果を踏まえているに過ぎないように個人的には思いますね。だから民主主義とは程遠い独裁体制のもとでも驚異的な経済成長を遂げている中国という「成功例」を突き付けられて初めて、民主主義とは何なのかを世界は今改めて問い直している…と言えるのかもしれません。


>オトナプリキュア

 街を守るために人間を滅ぼす…意味が分からないw(再び困惑)。のぞみからの指摘を待つまでも無く、端から論理が破綻していることに何故ベルは気付けなかったのだろうなぁ…。

 さてさて、最終回目前でまさかの黒白先輩の登場ですね。この二人はタイムフラワー関係なく気合いで若返り&変身してそうだなぁ(笑)。


>ソルテ

 安定して面白いんだけれどね~、何せ刊行ペースが遅すぎだわw。アニメ化が一段落したら多少改善されるかな?

編集・削除(編集済: 2023年12月19日 09:10)

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